ニュースリリース

国家戦略特別区域で全国初の特例農業法人
生産した米を11月よりローソングループの店舗で販売
「ローソンファーム新潟」設立

2015年4月23日

 株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役社長:玉塚元一)は、2015年3月17日(火)に、大規模農業の改革拠点として国家戦略特別区域に指定されている新潟市に、特例農業法人「株式会社ローソンファーム新潟」(新潟県新潟市、代表取締役社長:後藤竜佑、以下「ローソンファーム新潟」)を設立しました。国家戦略特別区域の規制緩和制度を活用しての特例農業法人設立は、全国で初めてとなります。

「ローソンファーム新潟」は、全国で23ヶ所目のローソンファームとなります。100ha規模での米づくりを目標に、農地集約による大規模農業に取り組み、生産した米は11月よりローソングループ店舗で販売する他、弁当やおにぎり等の中食商品への原材料としての使用を検討します。

 

また、将来的に米や青果物の加工施設を作り、6次産業化や海外への輸出も目指してまいります。

 

 

国家戦略特区は、日本経済再生に向けたアベノミクスの“第3の矢”=成長戦略の一つで、特定の地域や分野を限定して規制緩和や税制上の優遇措置などを行うことで、企業の投資や人材を呼び込み、地域活性化を目指す取り組みです。新潟市は、大規模農業の改革拠点として指定されており、農業の生産性向上及び農産物・食品の高付加価値化を実現し、農業の国際競争力を強化することを目指しています。

 

ローソンは新潟市と連携して、新潟ブランドの米・農産物の生産効率及び付加価値の向上を目指し、地域の活性化と農業の発展を推進してまいります。

 

■ 「ローソンファーム新潟」の概要

会社名 株式会社ローソンファーム新潟 lfniigatabojo
住所 新潟県新潟市江南区大淵
面積 5ha
出資者 後藤竜佑75%、(株)RAG 10%、
(株)ローソン15%
代表者 代表取締役社長 後藤竜佑
資本金 5,000,000円
栽培品目 米(コシヒカリ・こしいぶき)
収穫量 約28トン(コシヒカリ・こしいぶき)
販売額 約6.2百万円(2015年度計画)
      ローソンファーム新潟 圃場

 

今後のスケジュール

2015年5月  : 田植え
2015年10月  : 米の収穫開始
2015年11月  :  ローソングループの店舗で米の販売開始

 

■ ローソンファームについて

ローソングループの店舗向けに、“安心・安全”な野菜等を安定供給することを目指し設立された農業生産法人です。2010年の「ローソンファーム千葉」設立を皮切りに全国に拡大し、この度の「ローソンファーム新潟」で23ヶ所目の設立となります。

 

「ローソンファーム」では、年間を通して計画的に農作物を生産するため安定供給が可能で、また、お客様に「安心・安全」を提供できるよう、野菜の生産履歴を管理し、店頭には生産者の顔が見えるPOPを貼り付けるなどの工夫をしています。

 

また、ローソンファームで生産された農産物はパスタやサラダ、調理パン、デザートなどローソンのオリジナル商品の原材料にも使われています。

 

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