従業員との関わり

健康管理

健康経営宣言

ローソンのグループ理念「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」に基づき、お客さまの健康生活全般をサポートする企業として、私たちの健康を推進いたします。健康は、本人だけでなく家族を含めた望みであり、会社の発展にとっても欠かせない要素です。家庭生活が充実してこそ仕事で最高のパフォーマンスが発揮できます。また、健康寿命延伸は、労働力の確保、医療費削減等、日本における社会の要請でもあります。ローソンは、経営としてローソングループ社員の健康の維持向上に努めることを宣言いたします。

代表取締役 社長兼CSO 竹増 貞信

体制づくり

社長がCSO(チーフ・サステナビリティ・オフィサー:最高サステナビリティ責任者)として、かつ健康ステーション推進委員会委員長となり、社内及びお客さまに向けて健康の取り組みや、健康経営を強化・牽引します。
また、グループ社員の良好な健康状態の維持・向上のため、専門スタッフの常駐する「ローソングループ健康推進センター」を社長直轄組織として設置し、CSO補佐(健康担当)(健康保険組合理事長)、人事本部(社員健康チーム)、健康保険組合、労働組合と連携し、さまざまな施策を展開していきます。

<組織図>

目標値の設定

2019年度からの3ヵ年は、KPIを「肥満」、「血圧」、「肝機能」、「脂質」、「血糖」、「喫煙」の6項目に絞り健康支援策を行うことにしました。2年目である2020年度は新型コロナウイルス感染防止という制約がある中、前年度に続き個人の生活習慣改善に取り組みました。
結果としては「男性肥満」の適正範囲者が大幅に増加しましたが、一方で他の項目に関しては大きな改善傾向は見られませんでした。コロナ禍により生活様式が急激に変化した影響もあり、新たな健康課題が顕在化しつつあると考えます。
この新たな健康課題の原因解明と対策も含め、3ヵ年のKPIに掲げた目標に近づき、各個人が「心身ともに健康であること」へ継続したフォローを続けてまいります。

※数値は適正範囲者の比率 2013年度実施 2014年度実施 2015年度実施 2016年度実施 2017年度実施 2018年度実施 2019年度実施 2020年度実施 2021年度目標 2021年度目標と
2020年度実績の乖離
前年に対して 2019年度と比較
肥満 男性 50.2% 50.2% 49.4% 49.6% 51.6% 51.3% 50.1% 61.6% 57.6% 目標数値
超え
11.5 ○増加
女性 81.1% 80.7% 81.5% 80.4% 78.8% 77.5% 78.2% 78.6% 84.8% 6.2 0.4 △微増
血圧 74.4% 72.9% 75.5% 73.7% 74.6% 75.1% 75.5% 71.4% 80.6% 9.2 -4.1 ×減少
肝機能 67.6% 68.5% 68.7% 69.5% 71.6% 70.3% 68.9% 65.7% 77.6% 11.9 -3.2 ×減少
脂質 77.8% 78.6% 77.8% 77.9% 80.3% 80.5% 81.1% 78.0% 86.3% 8.3 -3.1 ×減少
血糖 65.8% 66.2% 66.4% 66.8% 65.4% 64.0% 64.3% 65.2% 71.4% 6.2 0.9 ○増加
禁煙 62.6% 64.7% 64.9% 66.8% 66.7% 67.2% 69.3% 69.2% 72.7% 3.5 -0.1 ×減少

健康保険に加入している全年齢・本人を対象に集計

■肥満:BMI25未満、かつ腹囲85cm(男性)・90cm(女性)未満
■脂質:中性脂肪150mg/dl未満、かつHDLコレステロール40mg/dl以上
■血圧:収縮期130mmHg未満、かつ拡張期85mmHg未満
■血糖:空腹時血糖値100mg/dl未満、またはHbA1c 5.6%未満
■肝機能:AST31未満、かつALT31未満、かつγ-GT51未満

健康白書の作成

全社員の健康の推移と各種取り組みの成果を数値的に分析し、目標値の進捗状況やその他データヘルス計画に基づく結果等を健康白書として作成し、毎年度公表します。

ローソングループ健康白書2021(2020年実績) 【5.9MB】

ローソングループ健康白書2020(2019年実績) 【7.2MB】

ローソングループ健康白書2019(2018年実績) 【8.8MB】

ローソングループ健康白書2018(2017年実績) 【3MB】

ローソングループ健康白書2017(2016年実績) 【2.8MB】

ローソングループ健康白書2016(2015年実績) 【1.72MB】

これまでの施策

2005年 ファミリー健康相談、メンタルヘルスカウンセリング(健康電話相談窓口)開設
2012年 全社員の健康診断の奨励
(ディスインセンティブ制度を導入)
第1次健康アクションプラン(スマートフォンアプリ)
ファミリー健康相談、メンタルヘルスカウンセリング
2013年 健康宣言プロジェクト発足 オーナー:社長
コーポレートスローガンを「マチの健康ステーション」に変更(2019年に「マチのほっとステーション」に変更)
スローガン変更に伴い健康推進プロジェクト発足 オーナー:社長
全社員健康診断の100%受診達成
第2次健康アクションプラン(スマートフォンアプリ) 個々の支援対象者の健康リスク改善率は35%
子育て手当金の支給(最大で年収の3%)
社内部活動の設置奨励(実績57部が誕生)
ファミリー健康相談、メンタルヘルスカウンセリング
2014年 健康ステーション推進委員会発足 オーナー:社長
第3次健康アクションプラン(スマートフォンアプリ)
この期よりグループ会社に展開拡大
※個々の支援対象者の健康リスク改善率は23.3%で、非対象者の改善率を10ポイント上回る。
健康診断再検査の受診率99%
ファミリー健康相談、メンタルヘルスカウンセリング
2015年 1月「健康経営銘柄2015」に選定
6月 ローソンヘルスケアポイント開始 開始から3か月で95%が登録
8・9月 宿泊型保健指導の実施(計3回)
9月~ 高血圧者に受診勧奨レター発信(39歳未満も含む)
10月~ 糖尿病性腎症予防事業スタート
10月~ 健保顧問医から受診勧奨レター発信
10月~ 特定保健指導(40歳以上)
10月~ CHO及びCHO補佐(統括産業医、健保理事長)任命
2016年 1月「健康経営銘柄2016」に選定
   健康90日チャレンジ実施
   禁煙デーの導入(週1日)
6月 ローソンヘルスケアポイント実施
9・10月 宿泊型保健指導の実施(計2回)
10月~ 特定保健指導(40歳以上)
2017年 2月「健康経営銘柄2017」に選定
  「健康経営優良法人2017」に認定
4・10月 元気チャレンジの実施
6月 全日禁煙の導入
  ローソンヘルスケアポイントの実施
10・11月 宿泊型保健指導の実施(計3回)
10月~ 特定保健指導(40歳以上)
10・11月 ローソン健康大運動会の開催
2018年 2月「健康経営優良法人2018大規模法人部門(ホワイト500)」に認定
4・10月 元気チャレンジの実施
6月 ローソンヘルスケアポイントの実施
10月~ 健康支援プログラム
    特定保健指導(40歳以上)
    生活改善支援(40歳未満)
    「がんアライ宣言・アワード」ゴールド賞受賞
11月~ 糖尿病重症化予防策実施
2019年 2月「健康経営優良法人2019大規模法人部門(ホワイト500)」に認定
5・10月 元気チャレンジの実施
10月~ 健康支援プログラム
    特定保健指導(40歳以上)
    生活改善支援(40歳未満)
11月~ 糖尿病重症化予防策実施
2020年 2月「健康経営優良法人2020大規模法人部門(ホワイト500)」に認定
3・5・10月 元気チャレンジの実施
10月~ 健康支援プログラム
    特定保健指導
    若年層に対する健康支援事業
11月~ 糖尿病重症化予防策実施
2021年 2月「健康経営銘柄2021」に選定
  「健康経営優良法人2021大規模法人部門(ホワイト500)」に認定

階層別保健事業

ハイリスクアプローチ・ポピュレーションアプローチに加え、各世代の状況に応じて健康増進施策、社員研修やeラーニング等を活用して必要な健康情報の提供を行い、社員の健康リテラシーの向上を体系的に進めています。
特に2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響における生活習慣や働き方の変化(リモートワーク推進によるコミュニケーションの希薄化、感染症への不安、通勤機会の減少による運動不足等)を考慮し取り組みました。

階層別の健康支援
対象 フィジカル メンタル
新入社員 ・健康取り組みの確認 ・相談窓口案内 セルフケア
SV
(店舗経営指導員)
・ウェアラブルデバイス装着による健康管理促進(一部にて実施) ・相談窓口案内 セルフケア
女性 ・相談会の実施 ・相談窓口案内 セルフケア
管理職 ・健康取り組みの確認・ウェアラブルデバイス装着による健康管理促進(一部にて実施) ・ラインケア・セルフケア・体調不良者へのサポート方法提示(復職者支援プログラム)・ストレスチェック集団分析からの職場環境改善サポート
全員 ・健康増進施策(元気チャレンジ(等))の推進・健康管理コラム(高リスク疾患・運動・睡眠)の配信・自宅でできるストレッチ情報の配信 ・健康管理コラム(ストレスコーピング・レジリエンス)の配信・e-ラーニングの提供・復職者支援プログラムの導入・ストレスチェックの実施(実施率91.3%)

※新型コロナウイルス感染症影響による取り組み:リモートワークの強化・リモート会議のルール設定・BCP計画の再強化等

復職者支援プログラムの導入

復職先の職場にてスムーズに業務遂行ができるようになり、再休職を防ぐことを目的に復職から就業制限解除までの期間に職場、人事担当者、産業保健スタッフの三者間で情報共有を行う復職者支援プログラムを導入しました。
この取り組みは、再休職率の低下だけではなく、管理職のラインケア・メンタルヘルスリテラシーの向上にもつながるため、継続して取り組むことでよりよい職場環境の実現を目指していきます。

復職支援プログラム

ポピュレーションアプローチ

ポピュレーションアプローチ
ローソンヘルスケアポイント2020

この取り組みは6年目を迎えます。下記メニューにあるタスクを実行するたびにポンタポイントを付与するプログラムです。
今年は「生活習慣チェック」項目に、コロナ禍でも自宅でできる体操動画を提供し、運動習慣の意識づけに注力しました。
また、「健診結果ポイント」では、健診結果のうち「血圧」「脂質」「HbA1c」「BMI」「喫煙」の項目に関して生活習慣リスクがなければ、項目ごとにポンタポイントを付与しています。さらにボーナスポイントを2通り設け「血圧」「脂質」「HbA1c」の3項目が正常値である方には「健診総合(ボーナス)ポイント」を、5項目すべてが正常である方には「ボーナスポイント」を付与しました。

健診チェック

健康診断をもとに自身の健康リスクを確認したらポイント付与。

生活習慣チェック

アンケートに答えて自身の生活習慣の改善点をチェックしたらポイント付与。各分野のお役立ち情報も提供。

e-ラーニング

読み物とクイズで健康について学んだら、ポイント付与。

健康診断結果ポイント

今年の健康診断結果に生活習慣病リスクがなければポイント付与。

「元気チャレンジ」とは

2020年度スポーツ大会連動元気チャレンジ!「新幹線ウォーキング」

ローソンでは従業員のさらなる健康増進のためにスポーツの実施に積極的に取り組み、全国8地区でスポーツ大会を実施していますが、2020年度はコロナ禍ということもあり、リモートでの実施となりました。健康増進施策の元気チャレンジ!と連動するかたちで、7つの新幹線コースから一つ選択し、目的地に向かってチームで56日間歩きました。チームの週平均歩数目標を一律8,000歩などとしてポイントを付与するよりも、コース別の方が各チームにあった目的を設定でき、取り組みやすく、結果として、全体的に稼働率や平均歩数・スコアが向上しました。特に、課題だった支店の稼働率が上がったことは大きな成果となりました。

2019年下期部署別対抗元気チャレンジ!

  参加人数 稼働人数 稼働率 平均歩数 平均スコア
全体 4,001 1,716 43% 4,384 20.0
本社 913 794 87% 7,821 32.3
エリア 690 600 87% 7,194 35.6
支店 2,398 432 18% 946 4.6

2020年スポーツ大会連動元気チャレンジ!

  参加人数 稼働人数 稼働率 平均歩数 平均スコア
全体 3,585 2,537 70.7% 7,305 31.5
本社 960 862 89.8% 7,817 37.8
エリア 798 728 91.2% 7,277 31.2
支店 1,827 951 52.1% 5,880 21.3

※週に1回以上アプリを起動した人数÷参加人数

また、参加者が各自の取り組みの様子をリアルで投稿できるようにコミュニケーションツールを活用し、普段はなかなか連絡をとらない海外や、全国各地の従業員同士のモチベーション維持・向上につながりました。こうした取り組みの中で、部活動を発足し健康活動を継続する部署もあり、コロナ禍においてもさまざまなコミュニケーション創出に役立ちました。
これらの取り組みを通して、日々の業務で関わりが少なくなった従業員同士はもとより、現場の店舗従業員から経営層に至るまで垣根なく汗を流し、従業員間のコミュニケーションを活溌化することによりさらなる健康増進を図ります。

新幹線ウォーキング!コース

コース名 東北
新幹線
山陽
新幹線
東海道
新幹線
北陸
新幹線
上越
新幹線
九州
新幹線
北海道
新幹線
距離(km) 674.67 553.75 515.35 454.08 300.84 256.82 148.79
必要
平均歩数
15,060 12,360 11,503 10,136 6,715 5,733 3,321

オーナー・店舗従業員の健康づくり
- お客さまの健康支援を行うローソンとして必須です -

ローソンでは、社員だけでなく、FC加盟店オーナー・店舗従業員の健康増進も重要なテーマと捉えており、「ローソンオーナー福祉会」を通じた人間ドック及び健康診断やインフルエンザ予防接種などの補助制度を用意しています。