地域社会との関わり

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マチの安全・安心の支援

全国47都道府県に広がる店舗網を活かし、皆さまの日常生活に不可欠なサービスを提供するとともに、さまざまなお客さまに安心してご利用いただけるような店舗づくりを進めています。

セーフティステーション活動への参加

防犯・防災対策、安全対策、青少年の健全育成など、近年、コンビニエンスストアに対し、さまざまな社会的要請が寄せられています。

これらの要請に応えるため、ローソングループは一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会の「セーフティステーション活動(SS活動)」に積極的に参加し、安全・安心なまちづくりへの協力や青少年環境の健全化への取り組み等を推進しています。また、強盗や特殊詐欺防止の対策や、女性・子どもの駆け込み、高齢者の保護などへの対応も行っています。

2022年の対応状況

女性の駆け込み 1,121店舗 1,649回以上
子どもの駆け込み 649店舗 949回以上
高齢者保護 2,583店舗 4,765回以上
特殊詐欺(振り込め詐欺等)の抑止 3,186店舗 4,480回以上
深夜時間の青少年帰宅促し 3,677店舗 -

数値は2022年度SSアンケートリポートより抜粋

セーフティステーション店頭ポスター
セーフティステーション
店頭ポスター

SS活動の事例

特殊詐欺の防止

高齢のお客さまがギフトカードを70,000円分購入しようとしていたため、お客さまに用途をお尋ねしたところ「パソコンに故障のメッセージが出て、記載された問い合わせ先に連絡したら、修理代としてギフトカードを購入するように指示された」との回答。店舗の従業員は詐欺の可能性を疑い、お客さまを説得するも納得されないため、警察に通報。警察官からの説得を受けてようやくお客さまも詐欺であることを理解し、特殊詐欺を未然に防止することができた。

行方不明の少女を保護

夜遅くに少女が1人で来店し店内を巡っていた。家族との外出中にはぐれてしまい、行方不明となっている少女の情報提供を呼びかけていた警察のSNSを偶然目にしていた従業員が、行方不明の少女に酷似していることに気がつき、少女を保護。深夜勤務のため出勤した店長が警察へ通報し、無事、行方不明だった少女を警察に引き渡すことができた。

高齢のお客さまを保護

行方不明になっていた認知症のお客さまを保護。常連のお客さまでご自宅もわかっていたことから、店員が付き添って、ご自宅へ送り届けた。

お客さまの救護活動

男性のお客さまが売場で具合を悪くして倒れ込んでしまわれた。お客さまは意識を失い呼吸もしていない急を要する状況だったため、2名の従業員が心臓マッサージ、人工呼吸を行い、別のお客さまに119番通報を依頼するなど、救急隊員が駆け付けるまで救護活動を行った。その後、お客さまは一命をとりとめ、無事に社会復帰を果たされた。

店頭・店内における防犯の取り組み

店内アナウンスで青少年育成条例に基づいた深夜外出自粛のお願いや飲酒運転禁止の呼びかけなどを行っています。
また、全店に防犯カメラを設置することで犯罪発生の抑止効果を高め、万一の事件発生時には、犯人検挙などの捜査に協力しています。店内でもカウンター付近を中心にさまざまな防犯設備を設置し、お客さまや従業員の身の安全を守る体制を整えています。

店舗の防犯対策

店舗では身の安全を最優先に行動し、明るく元気な声であいさつをするなど、防犯を常に意識して行動するように、教育を行っています。本部として次のような対策に取り組むほか、各警察及び一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会に働きかけ、コンビニエンスストア業界全体として防犯対策に取り組んでいます。

防犯対策の取り組み事項
  • 防犯カメラの設置推進
    全店に防犯カメラを設置することで、犯罪発生の抑止効果を高め、万一の事件発生時には、犯人検挙などの捜査に協力しています。
  • クルー教育のための環境整備
    POSレジやストアコンピュータに防犯に関する注意喚起を配信するほか、クルーの教育に活用できる防犯対策映像を店舗へ配信。教育ツールとして、マニュアルやガイドブックなどを整備しています。
  • 巡回時の防犯体制強化のサポート
    通常の店舗巡回のほか、防犯・深夜巡回で防犯体制のサポートも行い、FC加盟店の意識向上につなげています。
  • 防犯訓練の実施
    警察署の指導のもと、強盗犯に遭遇した際の対処方法を学んだり、カラーボール投てき訓練を行ったりしています。近年は特殊詐欺防止訓練も行っています。
    防犯訓練の実施
    防犯訓練の実施

レジ画面やLoppi画面での告知

お客さまの目に触れる機会の多いPOSレジのお客さま用画面やLoppi画面で、特殊詐欺に関する注意喚起や20歳未満のお客さまへの酒類・たばこ販売禁止の告知、万引き抑止の呼びかけなどを行っています。

詐欺注意喚起画像
年齢確認画面

レジ画面やLoppi画面に表示される内容

喫煙マナー向上への取り組み

ローソンでは、店頭灰皿の設置基準を定めています。路上喫煙禁止条例で定められた地域では灰皿を撤去し、それ以外の地域では入り口より離れた場所へ設置しています。

灰皿には、日本たばこ産業株式会社と協力してマナーステッカーを貼付し、喫煙される方にマナーの大切さをアピールしています。

詐欺注意喚起画像
マナーステッカーを
貼付した灰皿