ニュースリリース

建築家の中村航氏がデザインを監修
店舗内で色とりどりの“タイの屋台”を表現
<タイ>「ドンムアン空港2号店」を11月13日(木)にオープン

2025年11月12日

株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役社長:竹増貞信、以下「ローソン」)の子会社であるSaha Lawson Co., Ltd.(タイ バンコク、以下「サハローソン」)は、11月13日(木)に、日本を代表する建築家・隈研吾氏の弟子である、建築家の中村航氏がデザインを監修した「Don Mueang Airport 2店(ドンムアン空港2号店)」を、バンコク内のDon Mueang(ドンムアン)国際空港内にオープンいたします。ドンムアン国際空港内へのローソン店舗の出店は、今回で2店舗目となります。

「Don Mueang Airport 2店(ドンムアン空港2号店)」では、中村航氏の監修のもと、ローソンの店舗内でタイの屋台を表現しています。空港の店舗でもタイの文化を感じて頂きたいという想いから、店内に設置されたアイスクリームケースやおでんカウンターなど一部の什器は、赤・青・ピンクなどの色で塗装され、色とりどりの外装が特徴のタイの屋台をイメージしています。また、飛行機が飛び立つ様子を表現するため、屋根の先端が上に上がるように設計するなど、様々な工夫をしています。


取り扱い商品として、タイのローソンで人気の日式のおでん、デザート、弁当、サンドイッチなどに加え、日本からの輸入食品やタイのお土産も販売予定です。また、具材の大きさや見た目にこだわった、店内で握ったおにぎりも提供いたします。


店舗外観(イメージ)

タイの屋台を表現した什器(イメージ)

店内で握ったおにぎり(イメージ)

先端が上に上がるように設計された屋根(イメージ)


ローソンは2013年にバンコク内で1号店をオープンし、現在はバンコクエリアを中心に、空港・鉄道・病院・オフィスなどに212店舗(2025年9月末時点)を展開しています。2024年には「和×未来」をコンセプトとした「United Center(ユナイテッド・センター)店」をバンコク内にオープンしました。「ユナイテッド・センター店」では、日本で人気の「Lチキ」や店内で調理した本格的なおにぎりを、タイのローソンとして初めて発売しました。冷凍食品、アイス、菓子、即席麺などの日系食品の品揃えも、通常のタイのローソン店舗に比べて約4倍に拡大しており、売上は目標を大きく上回り好調に推移しています。


ローソンは今回の出店を通じて、タイ国内の空港をご利用いただく皆様の利便性向上に貢献してまいります。


■中村航氏の今回の店舗デザインに関するコメント
「これからのコンビニ」
次の世代のコンビニエンスストア・リテールの在り方として、社会のインフラとしての利便性や安定した品質に加え、「ローカライズ」と「オリジナリティ」が求められていくと考えています。商品だけではなく売り方や空間・ビジュアルに対し、店舗ごとに少しずつ地域性や個性を持つことで、自分の愛着のあるお気に入りの店舗が生まれ、差別化が生まれます。今回デザインを監修させていただいたドンムアン国際空港ターミナルの店舗は、コンコースの中二階にある店舗にゲストを誘導する大きなルーフを作り、その下に色とりどりのペンローイ(タイ語で屋台の意)が並ぶ構成としました。

空港ならではのイメージを想起させる、飛び立つように折れ上がったルーフは下階から見上げた際の視認性を高めます。ルーフの下のアイスクリームやおでんカウンターなど、一部の特徴的な什器をカラフルな色で屋台的に設え、まるでバンコクの街路のように個性的な地域性をつくりだします。またタイ語のローソン看板を最も目立つ位置に配置し、本店舗の個性をつくるビジュアル・アイデンティティとしました。

安定・高品質な日本のイメージと、ワイワイ楽しく新しいタイ・バンコクのイメージを掛け合わせ、空港という場所や中二階という立地特性を活かした、次世代のコンビニのあり方を模索いたしました。

(建築家・MOSAIC DESIGN Inc. 代表・日本大学准教授 中村航)

■店舗概要

店名

「Don Mueang Airport 2店(ドンムアン空港2号店)」

住所

Don Mueang International Airport 4th Floor

222 Vibhavadi Rangsit Rd, Sanambin, Don Mueang, Bangkok 10210

オープン日時

2025年11月13日(木)午前6時(タイ時間) ※24時間営業

店舗面積

146.55㎡(44.33坪)

取り扱い商品数

約2500品目