ニュースリリース

全ての方に不自由なくお買い物ができる環境作りを目指して9月23日の“手話の日”を前に店舗従業員向けに「手話講座」を開催

2025年9月12日

株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役 社長:竹増 貞信、以下「ローソン」)は、9月23日の“手話の日(※1)”を前に、店舗従業員向けに手話での挨拶や筆談、読話など聴覚・言語障がいがある方とのコミュニケーションについての「手話講座」を、2025年9月17日(水)に開催します。ローソンが店舗従業員向けに「手話講座」を開催するのは今回が初めてです。
 (※1):2025年6月25日の手話施策推進法成立に伴い、「手話言語の国際デー」に合わせ制定されました。

厚生労働省の統計によると日本国内には、難聴者の方は約1430万人(全人口に対し約10%)、世界では約4億3,000万人いるとされます(※2)。今回、全てのお客様に不自由なくお買い物ができる環境作りを目指すため手話講座を開催いたします。講座では、一般社団法人日本ユニバーサルデザインマナー(赤字部分を2025年9月12日に訂正いたしました)協会所属の講師から手話等を教えていただきます。まずは本年11月に開催されるデフリンピックの開催に伴い、聴覚障がいのある方の来店機会が増える可能性の高い競技会場周辺の加盟店従業員や当該エリアの本部社員合わせて約20名を対象に講座を実施し、課題を抽出した上で対象店舗の拡大を目指します。

(※2):厚生労働省「生活のしづらさなどに関する調査」(令和4年)、WHO(世界保健機関)から

ローソンでは、コンビニエンスストアチェーンとして初めて2022年8月から、レンジでの温めの有無やカトラリーの必要性などを指差しで確認できるシートを全国の店舗のレジカウンターに貼付することで、聴覚障がいのある方のお買い物時のコミュニケーションをサポートしています。また従業員が手話を勉強できるよう「トイレご利用ください」「からあげクンおススメです」など、ローソンオリジナルの手話動画も配信しています。2024年4月に改正障害者差別解消法が改定され、障がいのある方への合理的配慮の提供が義務化された際には、その年の定期採用社員入社式で、新入社員に対し、「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」の手話の練習を実施しました。


<指差しシート>


<手話動画イメージ>


<2024年度入社式の手話練習様子>


ローソンは、グループ理念「私たちは”みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」のもと、今後も誰もが安心してご利用いただける店舗づくりを推進してまいります。