東日本大震災で被災された生徒さんを支援します
7月1日より申し込み受付開始「夢を応援基金」 奨学生募集
2011年6月27日
株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:新浪剛史)は、東日本大震災により就学が困難になってしまった生徒さんの夢を応援する「夢を応援基金」を設立し、7月1日より奨学金給付対象者の応募受付を開始致します。応募は学校を通して行われます。
1. 「夢を応援基金」設立の経緯
ローソンの店舗は、日頃からたくさんの若者のアルバイトに支えられています。この度の東日本大震災から復興するためには、未来を担う若者達の力が大切だと考えています。ご本人やご家族が被災されたり、住居を失ったり、経済的な理由から今後の就学が困難となる生徒さんが大勢いらっしゃいます。そんな生徒さん達に、社会に出てから役立つ知識や技術を身に付け、諦めずに夢に向かってほしい、という想いから、お客様や取引先の皆様と一緒になって応援する「夢を応援基金」を2011年4月14日に設立しました。
2. 「夢を応援基金」の主な特徴
・ | 奨学金の返還の義務はありません |
・ | 1人につき毎月3万円を給付します |
・ | 1,000人を支援します |
・ | 生徒さんが社会に出るまで(最長7年間)支援します |
・ | 対象エリアは特に被害の大きかった岩手県・宮城県・福島県、3県の生徒さんです |
・ | 高等学校や大学・短期大学だけでなく、高等専門学校・高等専修学校・専門学校で専門技術を学ぶことも支援します |
3. 「夢を応援基金」の概要
■対象者 | 岩手・宮城・福島各県居住時に東日本大震災で被災された、下記のどちらかに当てはまる生徒さん | |
1) | 高等学校・高等専門学校(1~3年)・高等専修学校に在学中の生徒さん | |
2) | 2012年に高等学校・高等専門学校・高等専修学校に入学を予定している生徒さん | |
■支援内容 | ・奨学金として1人につき毎月30,000円を給付します(返還不要) | |
・メンタルケアなどのサポート、アルバイト先の紹介などを予定しています | ||
■募集人数 | 1,000人 | |
■支援開始 | 2011年9月~ | |
※ |
但し、2012年4月に高等学校・高等専門学校・高等専修学校に入学を予定している生徒さんは、入学後に在学証明の提出をもって支給開始となります |
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■支援期間 | 高等学校・高等専門学校・高等専修学校、および専門学校・短期大学・大学などの上級学校(大学院除く)を卒業するまでの期間(最大7年間) | |
■応募資格 | 下記(Ⅰ~Ⅲ)の条件を満たし、なお、AまたはBのいずれかに該当する生徒さん | |
Ⅰ. | 本震災時に本人及び家計を支える方が岩手・宮城・福島各県に居住し、同地域の学校に通学していた生徒さん | |
Ⅱ. | 学校の推薦を受けることができる品行方正な生徒さん | |
Ⅲ. | 夢をかなえるために、意欲と根性があり、東北の復興への貢献を希望している生徒さん | |
A. | 本震災により家計を支える方が死亡・行方不明・負傷・病気・失業等の被害を受け、経済的事由により就学が困難な状況が見込まれる生徒さん | |
B. |
本震災により住居していた住宅が半壊・半焼または床上浸水以上程度の被害、または計画的避難区域になっているなど、経済的事由により就学が困難な状況が見込まれる生徒さん |
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■運営資金 | ローソンの拠出金(4億円)、取引先様からの寄付、お客様からの募金等で運営します 店頭募金箱への募金の他、HPや店頭LoppiにてPontaポイントを使用した募金を受け付けています |
4. 「夢を応援基金」の応募詳細
■募集期間 | 2011年7月1日(金)~2011年7月31日(日) *消印有効 | |
■応募の流れ | 1: | 応募書類は、7月初旬に岩手・宮城・福島各県の中学校、高等学校、高等専門学校、高等専修学校へ送付します |
下記サイト(共に7月1日より)でも、詳しい概要・応募条件をご確認頂けます | ||
・ローソンHP「夢を応援基金」ページ | ||
//www.lawson.co.jp/campaign/static/genki/kikin/ | ||
・チャリティ・プラットフォームHP | ||
//www.charity-platform.com/yumeouenkikin-2011/ | ||
2: | 学校又は上記サイトより申請書を入手し、必要事項をご記入下さい | |
3: | 担任の先生へ提出して下さい | |
4: | 担任の先生・校長先生に推薦書を記入して頂きます | |
5: | 学校ごとに申請書を取りまとめて事務局へ郵送下さい | |
■選考 | 募集人数の1,000人を上回る応募があった場合は、「夢を応援基金」制度検討委員会(下記5.参照)で策定した選考基準に則って対象者を選考します 結果は学校を通じてご連絡いたします |
5. 「夢を応援基金」制度検討委員会
■委員長 |
田村 哲夫 氏 |
学校法人渋谷教育学園 理事長 日本ユネスコ国内委員会 会長 |
■委員 |
大久保 和孝 氏 |
新日本有限責任監査法人 CSR推進部長 パートナー公認会計士 株式会社新日本サステナビリティ研究所 常務取締役 |
齊藤 英行 氏 |
株式会社教育新聞社 取締役 編集局長 |
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林 恵子 氏 |
特定非営利活動法人ブリッジフォースマイル 理事長 |
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谷地 希名 氏 |
特定非営利活動法人チャリティ・プラットフォーム 副代表理事 |
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浅野 学 |
株式会社ローソン 取締役 常務執行役員CCO 兼 CSR担当 |
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■事務局 |
特定非営利活動法人チャリティ・プラットフォーム |
6.「夢を応援基金」プロモーションビデオ
「夢を応援基金」を大勢の方に知ってもらい、共感し、ご協力頂くことで、より多くの生徒さんを応援することが出来るようになります。その為に、「震災により夢をもてなくなり止まってしまった生徒さん達が、小さなきっかけで、再び力強く未来に向かって動き出す」という、「夢を応援基金」のプロモーションビデオ(60秒)を作りました。
※現在は公開していません。