ニュースリリース

ローソンと環境省、民間企業で初!「環境保全に向けた取り組みに関する協定」を締結

2006年9月12日

 ローソンと環境省は、省資源、廃棄物削減による循環型社会の構築と地球温暖化の防止に向け、9月12日(火)に民間企業としては初めてとなる「国と事業者による環境保全に向けた取り組みに関する協定」を締結致しました。

今回の協定により、ローソンはレジ袋使用量の削減をはじめとする省資源や省エネ対策、緑化活動、地球温暖化防止などを推進します。環境省はローソンの取組を支援し、環境省ホームページに紹介する等の広報を推進します。

これまでもローソンは環境省と協力し、本年4月よりローソン店頭のクリーンボックス(ごみ箱)に「削減と分別へのご協力を呼びかけるステッカー」を掲出しております。また本年8月からは、「ローソンパス」のポイント特典「環境社会貢献コース」にお申込頂いた方の中から抽選で毎月100名様に、ローソンオリジナル「マイふろしき」を進呈しております。

今後もローソンは、環境保全に向けた取組を推進してまいります。

 

<協定内容>

 協定名:「LAWSON 環境省 環境保全に向けた取り組みに関する協定」

レジ袋使用量の削減(2008年度までに2005年度比20%の削減に挑戦)
  レジ袋を利用されないお客様に、値引きや会員ポイント付与の実験を実施
    コンビニでも使いやすく、携帯しやすいマイバッグを作成
省エネ対策の積極的な実施と緑化活動の推進、地球温暖化防止に努める
環境省は、ローソンが上記の取組を行うに当たり必要な情報を提供
環境省は、ローソンの環境保全に向けた取組について、環境省ホームページに紹介する等の積極的な広報活動を推進
  レジ袋の店当たり20%の削減は、総重量で1,227t、CO2に換算すると7,485tに相当します。
    なお、ローソンでは、2005年度までに店当たり16.9%(2000年度比)のレジ袋使用量を削減しています。

 

<参考資料>ローソンの環境保全に向けた主な取組

 ◆省エネルギー対策

店舗の電気使用量削減に向けた“省エネ機器”を導入
  「省エネパック」 ・・・ (新規オープン店舗)冷凍、冷蔵、空調室外機を一つにまとめたもの
  「エコパック」 ・・・ (既存店舗)冷凍機、空調機、防露ヒーターに室外機のガス圧を監視し自動制御を行う
  「省エネエコモニター」 ・・・ リアルタイムで店舗の電気使用量や省エネ機器の効果検証ができるよう、各店舗の計測データを自動収集する機器
  「調光照明システム」 ・・・

蛍光灯は1000ルクスに設定し、消費電力を削減

窓側ゾーンの蛍光灯には自動調光システムで、太陽光を効率的に活用するために照度を制御するセンサーを設置

  「全熱交換器」 ・・・ 換気の際に汚れた空気だけを外に排出し、冷暖房による温度、湿度を効率的に回収して室内に戻す仕組み
  「反射板の設置」 ・・・ 店舗の看板に反射板を設置し、光を増幅させて蛍光灯の数を半減させて電力使用量を削減


◆廃棄物の削減

店頭のクリーンボックスに「削減と分別へのご協力を呼びかけるステッカー」を添付
食品リサイクルへの取組
    「発生抑制」 ・・・

商品の製造段階において「生産加工管理システム」を導入

店舗においては、商品の発注精度を上げることで無駄な廃棄を削減

    「再生利用」 ・・・ からあげクン等の製造に使用した食用油(廃油)をリサイクルし、家畜のえさの材料や建築用塗料、バイオディーゼル燃料、無添加せっけんに再生加工、一部のエリアでは、食品廃棄物の肥・飼料化リサイクルを実施

 

◆省資源対策

レジ袋使用重量の削減レジ袋の軽量化や「レジ袋削減運動」としてお客様への声かけを実施しています。
割り箸の削減「割り箸をお付けしますか」などの声かけをして、必要な方にお渡しします。
容器包装への配慮環境に配慮した素材の使用や包材の薄肉化。

ローソン本部での取組社有車はETCを導入し、燃費の改善とCO2排出量の削減を図っています。今後、アイドリング自動ストップ車およびハイブリッド車へ、順次切り替えて行く予定です。

 

◆物流における取組

共同配送の推進配送車のコンテナ内を間仕切りすることで、異なる温度帯の商品を一緒に運ぶことのできる「二室式ニ温度管理車両」を採用しています。
低公害車の導入1997年に低公害の天然ガス配送車を業界で初めて導入し、2005年度までに、累計で60台の低公害配送車を導入しました。
消音への取組商品配送時の車輌や台車の発する音で、お客様や地域の方々にご迷惑をお掛けしないように配送時の消音に取り組んでいます(消音パワーゲート車、消音カーゴ台車)。
運行管理システム全てのチルド商品配送車に搭載。配送車内の温度状況や店着状況、配送状況、運行状況(急減速や速度超過など)をリアルタイムで確認し、品質管理や効率的な走行に役立てています。


◆ローソン「緑の募金」と森林整備活動

ローソン「緑の募金」未来の世代に豊かな森林を残すために、1992年から「緑の募金」活動を展開しています。みなさまの善意は社会法人国土緑化推進機構を通じて、様々な森林整備活動を支えています。みなさまの善意にローソン本部寄付金を加えた累計は、20.4億円(06年2月)となり、支援した活動は、国内外1,340ヶ所、面積にして4,100haにおよびます。
ローソン花と緑の日2001年より毎年5月の第3日曜日を「ローソン花と緑の日」と定めて、「花の種子プレゼント(全国のローソン店舗で90万名様に配布)」と「富士山ローソンの森づくり(96年台風17号で被災した跡地を自然の森に修復する活動)」を行っております。
学校での緑化活動植樹やビオトープづくりなどを通じ、学校に緑豊かな環境を整備することで、子供達が自然に触れる機会を増やし、健やかな成長の一助とします。