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CEOメッセージ

代表取締役社長 CEO
新浪 剛史

本日、2012年2月期第1四半期決算を発表しました。主な連結業績数値は下記の通りです。

営業利益 128億円
(前期比114.9%)
経常利益 128億円
(前期比116.9%)
四半期純利益 ▲19億円
(前期比 - )

業績詳細につきましてはこちらをご覧下さい。

3月に起きた東日本大震災を受けて、最優先課題として被災地の復興に取り組むとともに、企業理念である「私たちはみんなと暮らすマチを幸せにします。」の具現化に全力を尽くしました。その結果、お客様の近くにある便利な店としてのコンビニエンスストアの価値が再評価されたとみております。加えて、カードデータ分析と、高質な原材料調達という商品開発戦略に基づく、お客さまのニーズに合った品揃えの実現により、当四半期の連結既存店売上高は、前年同期比3.2%ポイントのプラスとなりました。これらの結果、連結営業利益は前年を約17億円上回る約15%の大幅増益となり、計画も約12億円上回りました。 なお、連結四半期純利益については19億円の赤字となりましたが、震災影響が28億円あったほか、資産除去債務を82億円計上したためであり、計画通り一時的な要因です。計画に対しては約16億円上回りました。

2012年2月期第1四半期決算の主な取り組み事項は以下の通りです。

  • 東日本大震災を受けて、まずは被災地の復興への協力および被災地での店舗営業再開に全力を挙げました。また一時的に混乱した商品供給の早期回復に努めた結果、5月には予想以上の業績回復を果たすことができました。
  • 当社が参画している共通ポイントプログラム「Ponta(ポンタ)」の発行枚数は3,200万枚を超えて好調に推移しており、当社の売上全体に占めるカード会員売上の比率は32%に達しました。カードデータ分析と発注業務改革を実現する基幹情報システムPRiSMの活用により、商品力の強化と発注精度の向上が図られ、CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)を基盤とした成長が実現してまいりました。
  • シニア・女性といった新たな客層拡大を目指し、「ローソン」に生鮮食品や日配食品を導入した生鮮強化型ローソン(ハイブリッド)の改装・出店を進めました。また、生鮮コンビニエンスストア「ローソンストア100」の出店・FC化も推進しました。

第2四半期以降は、上記の取り組みを更に強化することでFC加盟店の収益を改善し、通期利益計画を達成できると確信しています。さらに、海外事業やエンタテイメント・EC事業の推進を図り、中長期的に持続可能な成長実現の礎を築いてまいります。

なお、6月も大変順調に売上・収益を伸ばしていくことができました。たばこを除いても十分昨年を超える状況で、食品分野、特にオリジナル商品へのお客さまのからのご支持に大変感謝いたしております。

株主・投資家の皆さまにおかれましては、引き続きご理解とご支援をいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

2011年7月5日

代表取締役社長 CEO

新浪 剛史

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