IR(株主・投資家情報)

CEOメッセージ

代表取締役社長 CEO
新浪 剛史

 本日、2009年度第3四半期決算を発表いたしました。主な業績数値(連結/累計)は下記の通りです。

営業利益 440億円
(前期比101.6%)
経常利益 434億円
(前期比100.8%)
第3四半期純利益 230億円
(前期比99.5%)

 業績詳細についてはこちらをご覧下さい。

 連結営業利益・経常利益において増益を達成することができました。なお、第3四半期純利益については減益となりましたが、通期においては増益達成を見込んでおります。

■単体決算
当第3四半期末までの9ヵ月間については、タスポ(成人識別たばこ自動販売機対応の成人識別ICカード)導入による好影響が一巡したことに加えて、消費者センチメントの低迷が続いていることが大きく影響し、ローソン単体の既存店売上高前年同期比は96.5%となりました。

 一方、第2四半期でもご説明申し上げた物流や原材料調達などにおける構造改革の効果により、荒利益率は30.4%と前年同期差0.1%ポイント改善しました。

 販売管理費については、品揃え支援を中心としたFC加盟店オーナーへの支援を積極的に行う一方で、投資対効果の基準に基づきキャンペーンを峻別したほか、不要不急経費の削減に取り組みました。

 結果として単体営業利益ベースでは見通しに対して若干未達の、前年同期差16億円の減益となりました。

■連結決算
子会社・関連会社については、主に、株式会社九九プラス・株式会社ローソン・エイティエム・ネットワークス、株式会社ローソンエンターメディアの好調が収益に寄与しました。

 以上の結果、連結営業利益は前年同期差約7億円の増益となりました。

 第4四半期についても厳しい環境が続くものと考えています。この環境に対応するために、今期中に導入完了を予定している次世代ITシステムと、会員カードデータを活用し、マチのお客さまのニーズにあった品揃えの実現に取り組んでまいります。同時に、構造改革による荒利益率改善の取り組みを続けることにより、当社が重視している既存店荒利益高の向上に努めます。加えて、不要不急の経費の見直しを続けることなどにより、期初に設定した通期利益計画の達成は十分可能と考えています。

 株主・投資家の皆さまにおかれましては、引き続きご理解とご支援をいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

2010年1月7日

代表取締役社長 CEO

新浪 剛史

※今春より三菱商事100%子会社株式会社ロイヤリティマーケティングが発行・運営・管理する共通ポイントプログラム「Ponta(ポンタ)」に参画する予定です。なお、現在のローソンの会員カード(マイローソンポイント/ローソンパス:計約1,080万人:2009年11月末現在)をお持ちのお客さまは、カード切替等の手続きを一切必要とせずに、既にお手持ちのカードで本プログラムのサービスを利用することが可能です。

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