IR(株主・投資家情報)

社長メッセージ

代表取締役社長 CEO
新浪 剛史

 本日、2009年2月期中間決算を発表いたしました。主な業績数値(連結)は下記の通りです。

営業利益 291億円
(前期比114.0%)
経常利益 288億円
(前期比113.2%)
当期純利益 155億円
(前期比125.9%)

 業績詳細についてはこちらをご覧下さい。

2008年度中間期決算の主なトピックス

当中間期については、発注精度の向上と執行度が改善したこと、たばこ購入時に必要となる成人認証カード「taspo(タスポ)」の導入をきっかけとした客数の増加が他の商品売上にも好影響をもたらしたこと、などにより既存店売上高前年比が計画を大きく上回った結果、連結営業利益は過去最高益の291億円と、前年比+14%の大幅増益を達成することができました。

(1) 既存店売上高前年比については105.4%と前年を大きく上回りました。たばこ以外についても、運営力強化のための経費を投入したこともあり、店頭における品揃えが改善し、米飯類をはじめとした商品の販売が回復しました。
なお、当社オリジナル・ポイントカードの累計会員数については720万人を超えており、売上に占める比率は約13%と順調に推移しています。
(2) 当中間期の国内累計出店数については、231店となりました。このうち42店は2008年1月に提携した新鮮組本部が運営していた店舗を、「ローソン」店舗へ看板替えしたものです。昨年度に引き続き、当社独自の出店基準を厳格に適用し、質にこだわった出店を行った結果、新店日販は542千円と前年同期に比べて+95千円の大幅な改善となりました。
(3)

ローソンストア100については、引き続き既存店売上高前年比が100%を大きく超えて、好調に推移しています。生鮮コンビニ業態は、「適量・小分け」の商品を提供しているため、お客様に高く評価されていることが好調の理由のひとつだと考えています。また、株式会社九九プラスとの提携に伴い、共同開発のプライベートブランド「バリューライン」の商品数を増やしているほか、ショップ99の看板をローソンストア100に変更する実験を行っています。なお、当中間期に株式会社九九プラスへの公開買い付けを実施しており、今後はローソングループの一員として更に関係を強化していく考えです。

(4)

子会社である株式会社ローソン・エイティエム・ネットワークスについては、ATM設置台数が前年同期に比べて500台増加し、また、ATMでの取り扱い件数も好調に推移した結果、収益が前年から大きく増加しました。

下期については、(1)タスポ一巡後を見据えて販売促進を強化すること、(2)引き続き発注精度の向上による品揃えの更なる改善、以上によって売上を伸ばすことにより、既存店収益の改善を目指します。

株主・投資家の皆さまにおかれましては、引き続きご理解とご支援をいただきますよう、何卒よろしくお願申し上げます。

2008年10月14日

代表取締役
社長執行役員

新浪 剛史

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