IR(株主・投資家情報)

社長メッセージ

代表取締役 社長兼CEO
新浪 剛史

 こんにちは、新浪です。

 本日、2006年2月期中間決算発表をいたしました。当中間期におきましては、前年7月の猛暑効果の反動が響き、既存店売上高前年比はマイナス1.4%となりました。しかし、社長就任以来言いつづけてまいりました「3つの徹底」、すなわち、お客様に合った品揃え(Q)、接客(S)、清掃(C)の3点にこだわった結果、特にSとCの改善が奏効して、FC加盟店オーナーさんの収益向上につながる既存店値入高前年比は、売上以上の高い伸びを示しております。特に、商品開発力の強化と接客の向上により、カウンター商材(からあげクンなどのファストフード)などが好調に推移しました。その結果、当中間期につきましては、連結営業利益は253億円(前年同期比+9.0%)、同経常利益は250億円(同+11.2%)、同当期利益は128億円(同+14.1%)と、期初計画を上回る増益を達成いたしました。
2006年2月期中間決算の実績につきまして、詳しくはこちらをご覧ください。

 さて、私たちローソンは、2005年度より中期経営計画「ローソンチャレンジ2007」をスタートさせております。そのキーワードとして、【1】イノベーション(変革)の推進、【2】CS(お客様満足)・ES(従業員満足)の改善、【3】生産性の向上、【4】CSR(企業の社会的責任)の重視、以上の4つのポイントに徹底して取り組んでおります。

 下半期につきましても引き続き、
【1】 イノベーションにより、米飯やファストフードを中心とした商品開発力を向上させます。
【2】 情報収集・分析による発注精度の向上により、地域(マチ)のお客様のニーズに合った商品の販売機会ロス・廃棄ロスの両ロス低減を中心とした店舗運営力を強化します。
【3】 出店基準の厳守により、高いROI(投資収益率)を見込める出店を中心とした店舗開発力を強化します。

 また、従来型のCVSでは取り込めなかった「女性」「50歳以上の高齢者」のニーズにこたえるために創り上げてきた「ナチュラルローソン」、「LAWSON STORE100」の2つのフォーマットにつきましても、様々なノウハウを獲得することができ、下半期から来期に向けて、積極的な出店や商品の差別化を行う土台を構築することができました。

 これからも私たちローソンは、企業理念『私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。』の実現を目標にして、イノベーションをキーワードに、従来のコンビニエンスストアの枠を超えた会社を目指します。そして、ローソンチャレンジ2007の目標である、【1】3年間平均EPS(一株当たり利益)10%成長、【2】2007年度ROE(株主資本利益率)15%、そしてそれらの成長の源泉である、FC加盟店オーナーさんの収益増を達成すべく、全社一丸となって邁進してまいります。

今後とも、私たちローソンにご期待下さい。

平成17年10月12日

代表取締役
社長執行役員

新浪 剛史

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