IR(株主・投資家情報)

社長メッセージ

代表取締役 社長執行役員
新浪 剛史

 こんにちは、新浪です。

 本日、2006年2月期第1四半期決算発表をいたしました。当四半期におきましては、4、5月の東日本の天候不順が影響して、既存店売上高前年比はマイナス0.8%となりました。しかし、「商品力の強化」「Q(品揃え)S(接客)C(清掃)の改善」などの取り組みが奏効して、カウンター商材や米飯など主力商品の牽引により、既存店荒利益高は前年を上回ることができました。その結果、当第1四半期の連結経常利益は125億円(前年同期比+20.3%)と増益を達成することができました。
2006年2月期 第1四半期の実績について詳しくはこちらをご覧下さい。

 さて私たちローソンは、「イノベーション(変革)」をキーワードに、従来のコンビニエンスストアの枠を超えて、更なる成長を目指すべく、いくつかの大きな取り組みを開始いたしました。

 まず第一に、8000店以上を数えるローソンの既存店を強化し、FC加盟店オーナーさんの収益を伸ばすため、前述いたしましたQSC、特にQ(品揃え)の更なる改善を推進してまいります。お客様のニーズがあるのに、売れ筋商品が品切れしてしまう、いわゆる「機会ロス」を減らすことで、CS(お客様満足)向上と収益改善とが両立できると考えています。そのため、FC加盟店オーナーさんと、ローソン本部とが協力してお客様ニーズを的確に判断し、商品発注の精度を向上させ、売れ筋商品の品切れを無くすことが重要となってまいります。

 次に、5月27日のSTORE(ストア)100第一号店の開店により、「ローソン」、「ナチュラルローソン」に続き、第三のフォーマット(店舗業態)確立へのチャレンジを開始いたしました。「ミニスーパー+コンビニエンスストア」というコンセプトのもとに、生鮮食品の品揃えを充実させることで、従来のコンビニエンスストアの品揃えでは、十分対応できなかった主婦や高齢者の方々のニーズに対応していきます。

さらに6月の創業30周年を機に、これからのローソンの使命を考え、新たに「企業理念」を制定しました。新しい企業理念は、「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」です。私たちローソンが、社会にとって必要な存在であるためには、どうすればよいか、言葉にあらわしたものです。全ての企業活動を企業理念に基づくものとし、企業理念の具現化に向け、全社一丸となり邁進してまいります。

今後とも、私たちローソンにご期待下さい。

平成17年7月5日

代表取締役
社長執行役員

新浪 剛史

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