IR(株主・投資家情報)

社長メッセージ

 平成14年5月31日に発生した、宮城・山形地区及び福島の一部のローソンで販売しておりました「直巻きおにぎり石焼風ビビンバ」の中に異物が混入した事故の件につき、特に株主、投資家の皆様からお問い合わせの多い下記2点についてご報告申し上げます。

1. 業績への影響について
 
事故発生後、6月1日、2日における既存店売上高前年比の状況は、東北第二運営部(事故の起きました仙台を中心とした地域)においては、全国平均と比較し、米飯カテゴリーで約▲10%強の差、全商品売上高で約▲4%の差が発生しております。製造工場を移管したことにより、米飯商品の納入が不十分になったこと及び今回の事故に対するお客様の反応による影響が出ているものと思われます。現在まで確認しているところでは、先日もご報告申し上げました通り、全国レベルでの米飯カテゴリー及び商品全般の売上については、今のところ影響は出ていない状況です。今後の状況については、注意深く、見極めながら、皆様にご報告申し上げたいと存じます。
2. 他製造ベンダー・フランチャイズオーナーへの対応
 
ローソンでは、今回の様な重大事故が発生した場合、CEO(新浪)に対して情報が即時に伝わる体制となっています。その後、CRO(チーフ・リスク・オフィサー/総務ステーションディレクターが兼任)の中島常務執行役員を中心にタスクフォースを形成し、問題に対処していくこととなります。
今回も上記の体制が稼動し、私には、早い段階(6月1日未明)で情報が入り、CROを中心としたタスクフォース設置を指示、問題に対処開始致しました。
また同時に、商品物流本部エリアマネージャー経由で、事故発生の事実と管理の更なる徹底依頼をすべての製造ベンダーに対して、連絡・依頼することを指示し、実行致しました。
一方、現場の店舗指導を行うスーバーバイザーに対しても、事故の発生を即座に報告し、その内容を元に、全国のフランチャイズオーナーの皆さんへの連絡・報告を行っております。

 上記の件につき何か不明な点がございましたら、弊社コーポレートステーションIRまでご連絡ください。

平成14年6月3日

代表取締役
社長執行役員

新浪 剛史

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