2011年12月14日

株式会社ローソン（本社：東京都品川区）は、2011年11月に農業生産法人「株式会社ローソンファーム大分」（大分県宇佐市）を設立いたしました。このたび、12月14日（水）から大分県内のローソンの野菜取り扱い店舗（42店舗）にて、「ローソンファーム大分」で生産されるトマトの販売を開始いたします。今後、九州地区と近畿地区のローソンの野菜取り扱い店舗（約370店舗）およびローソンストア100（24店舗）へのトマトの供給を開始する予定です。また、ローソンで販売するサンドイッチの具材として「ローソンファーム大分」で生産されるトマトの使用を計画しております。

「ローソンファーム大分」は、2010年6月に設立した「ローソンファーム千葉」を皮切りに、「ローソンファーム鹿児島」（2011年4月設立）、「ローソンファーム十勝」（2011年6月設立）につづく、全国で4箇所目になります。

 

【野菜の“安定供給”と“安心・安全”を目指した農業生産法人ローソンファーム】

「ローソンファーム」は、ローソングループの店舗向けに野菜を安定供給することを目指し設立　された農業生産法人です。現在は、関東、中京、関西、九州地区のローソンストア100（約1,100　店舗）と関東、中部、近畿、九州地区のローソンの野菜取り扱い店舗（約2,300店舗）にて、「ローソンファーム」で生産された野菜を販売しております。年間を通して計画的に農作物を生産するため、店舗への安定供給が可能となり、また、お客様に「安心・安全」を提供できるよう、野菜の生産履歴を管理し、店頭には生産者の顔が見えるPOPを貼り付けるなどの工夫をしています。

 

ローソンは、今年度中に「ローソンファーム」を全国に合計で8～10箇所に設立し、2012年度末までに、店舗で販売する野菜全体の約1割の供給を目指してまいります。今後は、ローソンの持つ商品開発力を活用し、プロの生産者と一体となりコンビニエンスストアの顧客ニーズに合わせた商品開発を進めます。さらに、IT技術を活用した生産性向上を目指し、地域の農業の発展に貢献してまいります。

 

トマトのハウス栽培地	ハウス栽培内

 

 

■「（株）ローソンファーム大分」概要

１）	会社名	：	農業生産法人 株式会社ローソンファーム大分
２）	住所	：	大分県宇佐市南宇佐1376-2
３）	農地面積	：	約0.65ha（初年度目標）から開始／今後拡大予定
４）	出資者	：	生産者（アクト・玄々堂グループ）75％、（株）ローソン15％、（株）RAG　10％
５）	代表者	：	代表取締役社長　小野　聖一朗（アクトグループ）
６）	資本金	：	5,000,000円
７）	栽培品目	：	トマト（今後品目の拡大を検討しています）
８）	収穫量	：	約20トン（初年度計画）／約80トン（2012年度計画）
９）	販売額	：	約7百万円（初年度計画）／約28百万円（2012年度計画）
１０）	販売店舗	：	大分県内ローソンの野菜取扱い店舗（42店舗）

 

 

■展開中のローソンファーム概要

会社名	（株）ローソンファーム千葉	（株）ローソンファーム鹿児島	（株）ローソンファーム十勝
所在地	千葉県香取市	鹿児島県肝属郡東串良町	北海道中川郡幕別町
設立	2010年6月	2011年4月	2011年6月
面積	約4.7ha	約6.3ha	約10.5ha
栽培品目	小松菜、大根、にんじん、 ほうれん草　等	大根、きゃべつ、にんじん、 かんしょ　等	馬鈴薯、大根、ごぼう、長いも　等