ニュースリリース

過去最大の店舗電気使用量約60%を削減愛知県豊橋市に最新省エネ実験店舗オープン

2014年11月7日

 株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役社長:玉塚元一)は、2014年11月12日(水)に最新省エネルギー実験店舗を愛知県豊橋市にオープンいたします。この店舗では、店舗全体の電気使用量を、過去最大となる、2010年度対比約60%削減できます。

ローソンは2008年より、最新の省エネルギー設備を導入した環境配慮型の実験店舗をオープンしており、今回の店舗で7店舗目となります。実験を行い、効果の高かった設備を既存店舗へ導入しています。今回の店舗には、コンビニエンスストア業界初の、「店舗前面ガラスの二重化(ダブルスキン)(下図1)や「地中熱を活用した蓄熱式放射パネル」(下図8)、「電気を使わない重力換気システム」(下図10)を導入しています。また、流通業界で初めて、株式会社トヨタタービンアンドシステム製の蓄電池「プリウスリユースバッテリー」を使用しています。

 

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【最新省エネルギー実験店舗】

オープン日時 2014年11月12日(水) 午前7時
店舗名 ローソン豊橋明海工業団地店
<住所>愛知県豊橋市明海町3-16

 

今後は、実験データを既存店舗への新設備導入や新規設備の開発に活かし、更なる  省エネを目指してまいります。

 

 

【主な環境配慮設備】

<コンビニ初>

[1] 店舗前面ガラスの二重化(ダブルスキン)
ペアガラスフロントサッシを2重にし、その空間に店内排気を入れることで、断熱性を高めながら店内の熱負荷を軽減

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[2] テントによる外壁面の二重化
外壁の外側に白色のテントを張り直射日光を遮ることで、外壁面の温度上昇を抑制し、壁面から店内への熱負荷を軽減
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[3] 太陽光パネルによる屋根の二重化
屋根に太陽光パネルを設置し直射日光を遮ることで、屋根面の温度上昇を抑制し、屋根から店内への熱負荷を軽減
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[4] 壁面の緑化
外壁の一部を緑化することで、日影効果と散水の気化熱を利用して外壁面の温度上昇を抑制し、壁面から店内への熱負荷を軽減
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[5] 断熱性能の向上
外壁・屋根の断熱材を増やし断熱性能を上げることで、外壁・屋根面からの熱伝導を抑制し、店内の熱負荷を軽減
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[6] 自然換気空調システム
外気温・湿度に合わせて店舗入口上部と裏側の窓を人工知能で自動的に開閉し、自然風を積極的に取り入れることで空調負荷を軽減
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[7] 地中熱を利用した空調機
年間を通じて17℃前後の地中熱を活用し、空調機の冷媒を冷やしたり温めたりすることで冷暖房の運転効率を向上
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<コンビニ初>

[8] 蓄熱式放射パネル
蓄熱材付パネルに地中熱を活用した冷媒を流し、その熱をパネルから放射することで、快適な体感温度を保持し空調運転を抑制

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<ローソン初>

[9] アースチューブ
地中にアースチューブ(配管)を通すことで地中の熱を回収した空気を店内に供給し、空調負荷を 軽減

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<コンビニ初>

[10] 重力換気システム
ポールサイン内の空気の温度差と高低差による圧力差を利用して、電気を使わずに換気

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[11] 太陽光発電システム&蓄電池
太陽光発電と蓄電池を組み合わせ、創エネと蓄エネのエネルギーマネジメントを実施
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[12] CO2冷媒冷凍冷蔵ケース
地球温暖化係数が約1/4000のCO2冷媒利用でノンフロン化。扉付きショーケースで冷気漏れを防ぎ、冷凍冷蔵効率を向上
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<ローソン初>

[13] デシカント空調機
湿度コントロールできるデシカント空調機により、結露の抑制や快適な体感温度を実現

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[14] LED照明
オールLED照明。天候に合わせた調光制御により、さらに消費電力を抑制
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[15] 人工知能制御(EMS)
各所に設置したセンサーで店内外の環境を検知し、人工知能で最適な機器制御を行い、店舗全体のエネルギーマネジメントを自動化
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