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本日、2018年2月期第3四半期決算を発表しました。主な連結業績数値は下記の通りです。

連結営業利益 542億円
(前期比94.1%)
連結経常利益 537億円
(前期比94.5%)
連結当期純利益 327億円
(前期比96.9%)

業績詳細につきましてはこちらをご覧下さい。

代表取締役 社長
竹増 貞信

当社は、2018年2月期第3四半期も、当社の企業理念である「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」の具現化を目指し、事業活動を展開してまいりました。

「1000日全員実行プロジェクト」の2年目にあたる今年度は、前年に築いた土台や基盤をベースに、さらに取り組みを積み上げ、前進、加速させる1年として位置付けています。その中で、国内ローソン事業の既存店売上高は、11月までの9か月累計で、前年同期比100.3%と前年を上回りました。これは10月の台風などの天候の影響もあったものの、日配食品や冷凍食品などの品揃えの充実や米飯カテゴリーやデザートカテゴリーの商品力強化などにより、客単価が前年を上回るトレンドを維持できたことによるものです。

なお、出退店につきましては、国内ローソングループ全体で832店をオープンし、250店をクローズした結果、582店の純増となり、当社の国内コンビニエンスストア店舗数合計は、2017年11月末時点で13,693店となっております。

また、利益につきましては、廃棄ロス代や電気代の一部負担などFC加盟店支援に係るコストの増加のほか、銀行設立準備に向けた子会社での赤字計上や、他チェーンからの看板替えを含む出店コストの増加などにより、当期間の連結営業利益は前年同期を34億円下回る542億円(前年同期比94.1%)となり、連結当期純利益は同10億円下回る327億円(同96.9%)となりました。

2018年2月期第3四半期の主な取り組み事項は以下の通りです。

  • おにぎりのオリジナルブランド「おにぎり屋」を、10月に全面刷新いたしました。基本である「ご飯」「海苔」「塩」の製法・管理方法等を変更し、また、具材についても改良をしたおにぎりは好評を博し、売上を伸ばすことができました。
  • 弁当については、人気の高い定番弁当について、原料や製法を見直した「これが ハンバーグ弁当」を11月に発売いたしました。なお、同じく12月には「これが からあげ弁当」を発売するなど、今後も「これが」弁当シリーズとして順次新商品を展開してまいります。
  • カウンターファストフードでは、エリアごとに産地指定した生乳を100%使用した「ホットミルク」を発売し、好評を得ることができました。今後も、今回同様、親会社となった三菱商事の調達力などを活かし、素材にこだわった商品の開発・品揃えに努めてまいります。
  • 11月に、ロールパンなど“ブランパンシリーズ” *4商品をリニューアルいたしました。パン生地に使用する米ブランとオーツ麦ブランの配合を見直して香りと食感を改良することで、健康な食事を気遣う方の人気をさらに集めることができました。

    *ブラン:「ふすま」のこと。小麦や米の外皮の部分(英語名:bran)で食物繊維、鉄分、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅などの栄養成分が豊富に含まれる。糖質の少なさから注目されている食材。

第4四半期につきましても、加盟店支援、商品力、売場力、新店力のさらなる強化を進めるほか、少子高齢化や女性の社会進出など、取り巻く環境の変化にも対応してまいります。8月以降に導入したタブレット端末の活用や、11月より導入を開始した自動釣銭機付新型POSレジの展開などを通じて、店舗業務の効率化を進め、ローソン型次世代コンビニエンスストアモデルを構築し、「マチの暮らしにとって、なくてはならない存在」を目指してまいります。なお、今期の通期連結営業利益685億円の計画は変更しておりません。

株主・投資家の皆さまにおかれましては、引き続き当社の経営戦略にご理解とご支援をいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

2018年1月10日

代表取締役 社長

竹増 貞信

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