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CEOメッセージ

代表取締役 CEO
新浪 剛史

本日、2014年2月期第1四半期決算を発表しました。
主な連結業績数値は下記の通りです。

営業利益 143億円
(前期比102.5%)
経常利益 144億円
(前期比104.8%)
四半期純利益 71億円
(前期比114.8%)

業績詳細につきましてはこちらをご覧下さい。

2013年度第1四半期は、2012年度に引き続き、当社の企業理念である「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」の具現化に全力を尽くしました。当期につきましては、生鮮食品や内食(お客さまが家で調理をするために必要な食材)関連商品の充実や淹れたてコーヒーMACHI cafe の導入を通じて、客層拡大を推進しマチ(地域)のお客様のニーズに合った品揃えに努めました。中期的な喫煙者の減少によるたばこの売上減少と、天候不順、そして昨年に比べて販促の比重を第2四半期に移したことなどにより、当四半期の連結既存店売上高は、前年同期比2.4%ポイントのマイナスとなりました。しかし、主要食材に国産品を使用した“日本ブランド”の「郷土(ふるさと)のうまい!」シリーズなど質の高い原材料にこだわった、付加価値の高い商品開発の強化や、荒利益率の高いファストフード惣菜などの商品を開発・拡大したことにより、総荒利益率は前年同期に比べて0.5%ポイント増と、引き続き大きく向上しました。

これらの施策の結果として、当四半期の連結営業利益は143億円と、前年を3.5億円上回り2.5%の増益となりました。 また、当四半期の連結四半期純利益については、ROIを重視し数を追わず質にこだわった出店戦略が奏効して減損損失が前年同期より減少したことなどにより特別損失が減少したため、71億円と前年を9億円上回り、14.8%と大幅な増益を達成しました。

■2014年2月期第1四半期決算の主な取り組み事項は以下の通りです。

・女性・シニアといった新たなお客さまの支持を高めること、および加盟店の収益向上のため、淹れたてコーヒーMACHI cafe につきましては2013年5月末の導入店舗数は3,542店(2013年2月末時点では2,860店)と増加しました。また、ファストフード惣菜の「鶏から」「焼鳥」などがヒットし、荒利益率の向上に繋がりました。

・Pontaカード発行枚数は引き続き順調に増加し、会員売上比率も45%を超えています。カード会員の購入データを分析し、引き続きマチのお客さまの嗜好や年齢、性別に合わせた商品を開発していくことに加え、3月よりPonta会員データを活用した分析レポートの店舗向け配信を開始しました。個々の店舗レベルでのPontaカードデータの活用を推進し、お客さまのニーズに合った品揃えと集客に努めております。

・健康志向の高まりや高齢化社会への対応から、5月に健康を意識した商品や健康をサポートするサービスを提供するフラッグシップ店舗をオープンいたしました。また、野菜をたっぷり取れる商品を弁当、パスタ、サラダなどのカテゴリーで数多く発売しました。お客さまの身近な存在となっているコンビニエンスストアで、健康的な「食」を通じて社会に貢献したいと考えています。

第2四半期につきましても、経営戦略の軸をぶらすことなく、第1四半期に引き続きこれらの経営施策を徹底します。これにより、厳しい外部環境下ではありますが、第2四半期6ヶ月累計の利益計画の達成を目指してまいります。さらに、持続的成長を実現するための先行投資ステージとして、海外事業やエンタテイメント・ホームコンビニエンス事業の推進を図り、中長期的に持続可能な成長の礎を築いてまいります。

株主・投資家の皆さまにおかれましては、引き続きご理解とご支援をいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

2013年7月5日

代表取締役 CEO

新浪 剛史

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