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CEOメッセージ

代表取締役社長 CEO
新浪 剛史

 本日、2009年度第2四半期(累計)決算を発表いたしました。主な業績数値(連結)は下記の通りです。連結営業利益、経常利益、第2四半期純利益、全てにおいて増益を達成することができました。

営業利益 301億円
(前期比103.6%)
経常利益 297億円
(前期比103.0%)
第2四半期純利益 160億円
(前期比103.4%)

業績詳細についてはこちらをご覧下さい。

2009年度第2四半期(累計)決算の主なトピックス

当第2四半期(累計)の6ヵ月間については、タスポ(成人識別たばこ自動販売機対応の成人識別ICカード)導入による好影響が一巡したことに加えて、昨年から続いている景気の低迷、消費者センチメントの悪化、天候不順といった厳しい環境が影響し、ローソン単体の既存店売上高前年同期比は2.0%減となりました。
一方、物流の効率化や計画的な発注の推進による仕入条件の改善、原材料調達プロセスの見直しなどの効果が徐々にあらわれており、総荒利益率は計画を0.1%ポイント上回りました。
また、前年に引き続き、品揃え支援を中心としたFC加盟店オーナーへの支援を積極的に行いました。投資対効果の基準に基づきキャンペーンを峻別したほか、IT(情報システム)経費の合理化、本部経費の削減などを行ったものの、結果として単体ベースは若干の減益となりました。
連結子会社については、生鮮コンビニエンスストア「ローソンストア100」「SHOP99」を展開する株式会社九九プラスが、価値ある商品をシングルプライスで提供することによりお客さまの生活防衛意識に応えることで、主婦や中高年のお客さまを中心に高い支持を得た結果、連結業績に貢献しました。また、ATMを運営する株式会社ローソン・エイティエム・ネットワークス、エンタテインメント事業を営む株式会社ローソンエンターメディアの業績も好調に推移しました。
これらの結果、連結営業利益は、前年同期比3.6%増の301億円となりました。

下期についても、引き続き厳しい環境が続くものと考えています。
店舗運営においては、本格導入される次世代ITシステムと、会員数が1,000万人を突破した当社会員カードデータを活用し、マチのお客さまのニーズにあった品揃えを実現することにより、当社が重視している既存店荒利益高の改善を目指します。さらに、引き続き構造改革による荒利益率の更なる向上や、不要不急の経費の見直しにより、期初に設定した通期利益計画の達成は可能と考えています。
なお、短期的利益計画の達成を目指しつつ、FC加盟店オーナーへのサポートや生鮮コンビニエンスストアの展開など、中長期的に持続可能な成長を実現するための投資は引き続き積極的に行っていきます。

株主・投資家の皆さまにおかれましては、引き続きご理解とご支援をいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

2009年10月8日

代表取締役社長 CEO

新浪 剛史

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