こんにちは、新浪です。

　本日、2005年2月期第3四半期決算発表をしました。当四半期は、企業収益の改善、設備投資の緩やかな増加など、景気回復基調となりました。個人消費も全般的には緩やかな増加傾向となりましたが、小売業界全体の業績の直接的な押し上げ要因となるには至りませんでした。このような中、弊社においては、相次ぐ台風の上陸など天候に恵まれず客数が前年割れする厳しい状況となりましたが、既存店値入高前年比は前年をクリア、そして店舗数の増加や連結子会社の好調により前年比増益となりました。2005年2月期 第3四半期の実績について詳しくはこちらをご覧下さい。

　さて、ローソンチャレンジ2004の最終年度である今年度も残すところわずかとなってまいりました。重点施策として掲げている「米飯商品力の強化」の一環である「おにぎり屋」2周年の新商品や新ブランドとして立ち上げた弁当シリーズ「ごはん亭」がけん引役となり、第4四半期のスタートは堅調に推移しております。この勢いを維持しつつ、今期に確実な実績を残すと共に、来期以降につなげていきたいと考えております。詳細につきましては、月次情報をご覧ください。

　現在、次期3ヵ年計画を策定中であり、皆様には別の機会に改めて説明申し上げたいと考えております。私たちが目指すのは、全国47都道府県の津々浦々にあるローソンがそれぞれのマチでなくてはならない存在になることです。前回もお伝えしたように、私は、CS（お客様満足）の文化の軸を強固にし、ローソンブランドを高めることが、大変重要と考えています。そのためには私たちローソンファミリー（オーナーさん、店長さん、クルーさん、社員）一人ひとりがCSマインドをしっかりと持つことが必要です。今後もローソンファミリーに対する「教育」により多くの資源を投入して、一人ひとりの意識と能力の向上をしてまいります。地道なことですが、それが、ローソンファミリーが今後の安定成長を支える大切な基盤になり、長期的な企業価値の創造に繋がると信じています。

　今年も「ローソン」にご期待いただきますようお願い致します。