IR(株主・投資家情報)

社長メッセージ

 株主及び投資家の皆様へ

 社長の藤原でございます。

 当社は4月16日に、2001年度の業績結果と2002年の業績予想を発表致しました。本年1月30日に下方修正を発表した際にご報告申し上げた通り、2001年度は、下期に入り、既存店売上前年比が97%程度で低迷する一方、長年の継続的成長を前提とした「経費構造」の硬直化もあり、経費削減が進まず、残念ながら、結果として減益となりました。

 こうした厳しい経営環境に直面し、当社経営陣は危機感を強め、1月1日に組織磁人事制度の改編を行い、執行役員制度を導入、また取締役の人数を絞り込むことで、経営改革の実施と更なる成長の為の体制作りを開始しました。更に新しい経営者のもとでスピード感溢れる改革が必要となってまいります。では、この組織を率いる次期社長就任予定の新浪よりご挨拶申し上げます。

 5月29日の定期株主総会において、正式に代表取締役社長執行役員に任命される予定であります新浪剛と申します。3月6日より、当社に顧問として参りました。私の責務は、流れが出来てきた経営改革の更なる加速化を図り、フランチャイズオーナーの収益を向上し、結果としてローソンの収益性向上という結果を出すことであると強く認識しております。
 当社に着任して約1ヶ月が経ちこの間、経営計画について改革の早期なる実現という切り口から議論してまいりました。その議論の結果に基づき、業績予想を発表、また経営戦略の根幹につき、4月17日にアナリスト向け決算・経営戦略説明会で、ご説明申し上げました。その際の説明資料と発言内容を、掲載致しましたので、是非ご参照ください。(サイトへ)本年度を中長期成長の為の基礎固めの年とし、やるべきことをすべてやりたいと考えております。

 この1ヶ月の間、現場社員と直接会い、積極的に話を聞いて回りました。私の結論は、現場にはまだまだ活力は残っており、ローソンを“もともとの姿である活気のある組織”に戻すことは十分可能であると確信しました。現場との対話を大事にし、彼らの仕事が100%以上の結果が出せるように、現場支援体制の強化を精一杯努力し、フランチャイズオーナーの収益向上を目指して参ります。

 今後とも、株主、投資家様におかれましては、ご指導、ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

代表取締役社長執行役員 藤原 謙次

顧問(次期代表取締役社長執行役員) 新浪 剛史

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