代表取締役社長 CEO
新浪 剛史
本日、2009年2月期第3四半期決算を発表いたしました。主な業績数値(連結)は下記の通りです。
◆ | 営業利益 | 433億円 (前期比114.3%) |
◆ | 経常利益 | 430億円 (前期比113.9%) |
◆ | 四半期純利益 | 231億円 (前期比122.8%) |
業績詳細についてはこちらをご覧下さい。
2008年度第3四半期決算の主なトピックス
当第3四半期については、連結営業利益が過去最高益の433億円(前年比114.3%)となり、大幅な増益を達成することができました。
(1) | 既存店売上前年比については、タスポ(成人識別たばこ自動販売機対応の成人識別ICカード)導入の影響により、主として客数が増加したことで、6.6%増と前年を大きく上回りました。たばこ以外の商品についても、店頭における品揃えの改善やキャンペーンが奏効し、好調でした。 なお、当社オリジナル・ポイントカードの累計会員数については約780万人となり、売上に占める比率は約14%となっています。 |
(2) | 国内の累計出店数(「ローソン」「ナチュラルローソン」)は、317店となりました。出店に際し、当社独自の基準を厳格に適用し、数より質を重視した出店にこだわったため、出店ペース自体は計画に対してやや遅れているものの、新店日販は524千円と前年同期に比べて85千円の大幅な改善となりました。なお、出店数のうち43店は2008年1月の提携に基づき新鮮組本部が運営していた店舗を、「ローソン」店舗へ看板替えしたものであり、看板換え後の収益は大変順調に推移しています。 |
(3) | 2008年9月にはTOBにより株式会社九九プラスを連結子会社に組み入れ、同社の運営する店舗について、「SHOP99」から「ローソンストア100」への看板替え・改装を積極的に進めています。また、同社と株式会社バリューローソンとの共同開発によるプライベートブランド「バリューライン」の商品数については3月までに500品目となる見込みです。最近のお客さまの生活防衛型消費のトレンドも追い風となって、生鮮コンビニエンス事業は好調に推移しています。今後も株式会社九九プラスとのシナジー効果の更なる向上を目指してまいります。 |
(4) | 子会社については、中間決算と同様、主に株式会社ローソン・エイティエム・ネットワークス及び株式会社ローソンチケットが連結収益に貢献しました。 |
以上の結果、当該期間においては好調な業績を収めることができました。一方で、急速な世界経済の悪化は日本経済にも大きな影響を与えつつあります。今後、消費マインドの冷え込みが当社の売上にも少なからず影響を与える可能性もあり得ます。このような激しい外部環境の変化に対応するためにも、お客さまのニーズに合った商品の投入やポイントカードの有効活用を徹底し、お客さまにご支持いただける“マチのほっとステーション”を具現化していく所存です。
株主・投資家の皆さまにおかれましては、引き続きご理解とご支援をいただきますよう、何卒よろしくお願申し上げます。
2009年1月8日
代表取締役社長 CEO
新浪 剛史