マンスリーレポート
【NEW】三鷹の森ジブリ美術館 2025年5月 マンスリーレポート
“少女の部屋”で映画の世界はつくられる
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常設展示室「映画の生まれる場所(ところ)」内の部屋「世界をつくる所」は、背景美術を手掛けている場所。「世界を映す鏡」として映画の世界観をつくり出す背景美術は絶対に欠かせないもの。そんな背景美術を描いているこの部屋の主は、さっそうとした少女だそうで、前回紹介した少年の部屋と比べると、かわいらしい人形や小物、植物が置かれている。少女がどんなことに思いを巡らせながら絵を描いているのか、飾られているものにも目を配らせてみてほしい。
世界を映し出す背景美術
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▲壁を埋め尽くすほどに飾られた、数々の背景美術たち。作業机の上に置かれた絵具や筆、水入れは、まるで今そこで絵を描いているような息吹を感じられる。
“女の子”らしい小物があちらこちらに
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▲カラフルなキャンディーやドライフラワーなど、かわいらしい小物が机の周りや窓際にちらほら。サイドテーブルには、おやつの時間に食べるだろうケーキやハーブティーが用意されている。“少年の部屋”とじっくり見比べてみてもおもしろいかもしれない。
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©Museo d’Arte Ghibli
Photo /村上宗一郎
(月刊ローチケ5月号 掲載)
※過去のマンスリーレポートにて掲載の内容に関しまして、既に終了しているイベント・展示・メニューがあります。
予めご了承願います。
◆チケットは事前予約制◆