基本的な考え方
当社は、「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」というグループ理念のもと、ステークホルダーを重視し、
- お客さまにとって「いつでも立ち寄りたくなる大好きなところ」
- フランチャイズ加盟店オーナーにとって「自己実現し生きがいを感じるところ」
- クルー(パート・アルバイト)にとって「自分自身が成長できるところ」
- お取引先さまにとって「夢のある提案をいっしょに形にするところ」
- 従業員にとって「仕事への誇りと社会的意義を実感できるところ」
- 株主にとって「間接的な社会貢献と将来への夢を託せるところ」
- 社会にとって「すべてのマチから喜ばれる安心安全なところ」
であることを目指し、その実現こそが企業価値の増大につながると考えています。
そのためには、法令遵守や社会規範等の遵守のみならず、グループ理念と「ローソン倫理綱領」に基づいた「思いやり」のある行動の実践及び積極的なディスクロージャーを通じて、経営の健全性を高め、コーポレート・ガバナンスの充実を図ることが重要であると考えています。
体系図
取締役会、監査役会及び会計監査人
当社は、監査役制度を採用しており、社外監査役3名を含む5名の監査役が、取締役の職務執行を監査しております。
当社の取締役会は、常勤取締役4名、非常勤取締役2名の計6名の取締役で構成し、法令及び定款で定められた事項や経営に関する重要事項を決定するとともに、取締役の職務執行状況の監督をしております。また、執行役員制度を採用し、権限委譲により、執行の迅速化を進めております。また、原則常務以上の役付執行役員及び代表取締役社長が指名したメンバーが出席する経営会議を開催し、取締役会の意思決定の補完を行っております。
さらに、コンプライアンス・リスク管理体制の実効性確保のため「コンプライアンス・リスク管理委員会」、「財務報告内部統制委員会」を設置しております。
内部監査部門としては、社長直轄の「監査指導室」があり、関係会社を含めた業務監査を実施し問題点の把握、改善指導を行っております。
監査役は5名(内3名は社外監査役)で、取締役会及び重要な会議体への出席、意見陳述、重要な書類の閲覧等により、取締役の職務執行を監査しております。
会計監査につきましては、当社は監査契約を有限責任監査法人トーマツと締結し、監査を受けております。会計監査人と当社の間には特別の利害関係はなく、会計監査人は、監査役、取締役等と緊密な連携を保ち、監査計画及び監査結果の報告とともに期中においても必要な情報交換または意見交換を行い、効果的かつ効率的な監査を実施しております。
内部統制システムの基本的な考え方
ローソングループの事業は、コンビニエンスストア事業を中核として高品質スーパーマーケット事業、エンタテインメント関連事業、金融関連事業、電子商取引事業及びコンサルティング事業を組み合わせた幅広いものであり、またすべての都道府県、さらには海外における多数の店舗で多種多様な商品・サービスを提供しているため、遵守すべき法令等や想定・対応すべきリスクも多岐にわたるという特性をもっています。このような事業特性のもとで、健全で持続的な成長を目指すために、「内部統制システムの整備の基本方針」を定めています。本方針に基づく内部統制システムの整備を進めるとともに、経営環境の変化等に応じて、本方針自体についても定期的な見直しを行い、実効的かつ合理的な内部統制システムの整備に努めています。
内部統制システムの概要(2024年9月1日時点)
- CRO(最高コンプライアンス・リスクマネジメント責任者):ローソングループの法令等遵守及びリスク管理の制度・体制整備に関する最高責任者
- CR責任者:CROを補佐するため、所属グループの法令等遵守に関する問題の掌握並びにリスクを未然に防止する体制の構築及び実施を図る部門の責任者