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研究所通信

【注目商品】まるでチョコバナナ!?「あわショコラ チョコバナナ味」

お菓子開発担当の谷山さんにおすすめポイントを聞きました!

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毎週多彩に登場する、ローソンオリジナルの商品たち。
発売には、ローソンの商品開発担当者や協力メーカーさんが日夜美味しい商品を届けようとした努力の結晶が詰まっています。

今月のおすすめ商品を、お菓子開発担当の谷山さんのコメントともにご紹介!
 

おすすめ商品
あわショコラ チョコバナナ味

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あわショコラ チョコバナナ味 39g
ローソン標準価格 218円(税込)

まるでチョコバナナ!?
チョコがけのバナナ寒天ムースです。

※ナチュラルローソンではお取り扱いしておりません。
 

谷山さん

谷山さん

一口食べた瞬間に「縁日のチョコバナナだ!」と思い、大人から子供まで幅広い世代の皆さまにお楽しみいただける味に仕上げました。
優しい甘さで、ついつい手が伸びてしまう、くせになるお菓子です。
家事の合間のブレイクタイムや、お子様のお菓子に、ちょっとした手土産や、職場のおやつにぜひ!

ちなみに、『あわショコラ』のネーミング“あわ”は伝統的な和菓子、淡雪羹(あわゆきかん)からきています。
 

商品の製造工程を特別に公開!

「あわショコラ」の製造メーカーは、2022年4月に「ふぁふぁ」を製造いただいた「津山屋製菓」さん。
今回も、どんな製造工程でお客様にお届けされているかを川田社長に教えていただきました。
 

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津山屋製菓(株)社長の川田康二さん

モスクワで、ポーランド発祥の伝統的なチョコレート菓子に出会い、どうにか寒天で商品化できないか、と考えました。
また、寒天ムース(あわゆき)×チョコレートは、今までありそうでなかった商品です。

その後、導入したチョコレートエンローバー(チョコレートをコーティングする機械)を利用し、試行錯誤の末、3年がかりで完成したのがこの商品です。
 

■寒天ムース(あわ雪)製造

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大きな釜で『あわショコラチョコバナナ味』の要となるバナナ寒天ムースをつくります。
この、シルクのような美しい白色が寒天ムースです。
艶のあるムースになったあと、黄色の色をつけ、バナナの風味をつけます。
これだけではなく、よりバナナの味わいを感じてもらえるよう、バナナをペースト状にした「バナナピューレ」と砂糖等を投入!
バナナピューレが均等に混ざりづらいため、ハネを逆回転させたり、ホイッパーで混ぜ合わせたりして均等に混ざるようにします。
それでいてやわらかい食感になるよう優しく扱うことが必須!

また、やわらかい食感を生み出すには温度管理も大切。
高温で炊き上げたあとは温度管理をしながら均一にまざるように、と職人技が光ります!
やわらかい食感=職人のこだわりです。
そして、淡い黄色のバナナ色になり、それと同時に工場中が甘~く、まろやかなバナナの香りでいっぱいになります。

そして、それを固めるため、コンテナへ流し入れます。
 

■切断・形成・パウダリング

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2022年4月発売「ふぁふぁメロンクリームソーダ味」と同様、冷やして固まった寒天ムースを一気に一口サイズのさいの目状にカット!ここでみなさまが見ているあの大きさになります。

さいの目状に切られた「バナナ寒天ムース」は、実はまだ大きなかたまりのまま。
それを手作業で一口サイズにバラしながら粉をつけます。
キラキラとした粉の絨毯に淡い黄色がなんとも優しい。
「あわショコラチョコバナナ味」は、やわらかく、形が崩れやすく、繊細です。
そのため機械ではなく職人の手で一つずつ、淡い黄色に癒されながら優しく丁寧に。
ですが、異物がないか、欠けや不良がないかを厳しい目で検品しています。
ここでも職人技が光りますね!

そして、一口サイズになった「バナナ寒天ムース」たちは、次の工程の乾燥部屋にいくため、大きなトレーに並べます。
まだこの時は、“生”の状態で、これを乾燥し、日持ちできるお菓子へ変わります。
 

■乾燥

大きなトレーに並べられた一口サイズの生の状態の「バナナ寒天ムース」を乾燥させます。
その日の温度や湿度がおいしさを左右するため、もっともおいしいお菓子になるよう乾燥時間も計算しています。

ここまでは2022年4月発売「ふぁふぁメロンクリームソーダ味」と同じ工程ですが、「あわショコラチョコバナナ味」は乾燥工程にもこだわりが!!

「あわショコラチョコバナナ味」は、チョコレートでコーティングします。
そのチョコレートをまとった状態で、もっともおいしいお菓子になるためには、乾燥時間が最重要になります。
おいしく食べていただけるベストな食感を探して、さまざまなテストを行い、乾燥時間の研究を重ね、そして噛み応えがありながらもやわらかい食感にたどり着きました。
 

■チョコレートコーティング

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次は、チョコレートコーティングの工程です。

チョコレートをコーティングする機械に入れ、チョコレートのカーテンをくぐらせます。
ここで!チョコレートコーティングする前においしさへのこだわりが!!
乾燥から出てきた「バナナ寒天ムース」たちをもう一度ふるいにかけます。
……さて、なぜまたふるいにかけるのか分かりますか?

口に入れたときの粉っぽさをなくし、チョコレートと一緒になったときの絶妙なハーモニーを生み出すためなんです。
おいしい「あわショコラチョコバナナ味」を体感してもらいたいから……この手間は惜しめません。

そしていよいよ、チョコレートコーティング!
チョコレートは、口当たりやくちどけを大切にし、甘さをおさえた準チョコレートを使用しています。
やわらかくて優しい甘さの「バナナ寒天ムース」たちとの相性ばっちり!
ここでもこだわりポイント!
チョコレートをまとう時は、量が重要!
厚すぎても薄すぎてもダメ。
まるで、幼いときにお祭りで食べて感動したあのチョコバナナのように。
 

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やわらかく繊細な「バナナ寒天ムース」をひとつひとつ検品するため、手作業で少量ずつ機械へいれていきます。

裏もチョコレートがついているか人の目でみて検品します。
どんどん「あわショコラチョコバナナ味」になってきましたね!
 

■個包装・外包装

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チョコレートをまとった「あわショコラチョコバナナ味」たちを、コンテナにきれいに並べ、コンテナのまま個包装の検品台へ。
チョコレートが割れないように丁寧に扱います。

レーンに流すときには職人の目が光ります。
割れや形状不良などの出荷基準に達していない製品は職人の目でみてはじかれます。

そして皆さまが見ているあの個包装に包まれます。
この個包装にもこだわりポイントが!

お祭りや縁日を連想させるチョコバナナのデザインでまわりには小さくてかわいいバナナを散りばめて、お子様にも親しみやすいポップなデザインに仕上げました。
ぜひ注目してみてくださいね!
 

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外包装された「あわショコラチョコバナナ味」は、賞味期限の印字があるか、袋に破れはないか、などをチェックし、箱詰めされます。
そして、全国のローソン店舗へ旅立っていきます。
 

 
 
>>その他、ローソンオリジナルお菓子のラインナップはこちらをチェック!
 
 

※画像はすべてイメージです。
※登場する商品の価格は、掲載当時の売価、消費税を基にしています。
※商品または店舗によっては、一部取り扱いのない場合がございます。
※都合により商品の内容が一部変更になる場合がございます。
※「ローソン標準価格」は、株式会社ローソンがフランチャイズチェーン本部として各店舗に対し推奨する売価です。
※店舗により納品時間が異なるため、発売時間は前後する場合がございます。

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