三鷹の森ジブリ美術館　2019年11月　マンスリーレポート

　11/16[土]から新企画展示『手描き、ひらめき、おもいつき』展が始まる。2001年に開館した三鷹の森ジブリ美術館。今回の企画展示では、その展示物の制作において宮崎駿監督自身が描いた絵や文章を紹介。さまざまな仕事を手がける宮崎監督のものづくりが、アニメーション映画製作の過程と全く変わらないことを発見することができる。
　企画展示室の第一室では、2001年の企画展示「千と千尋の神隠し」を皮切りに、宮崎監督が関わった企画展示を紹介。企画が生まれた創作の過程と込められた想いを、当時に描かれたスケッチや資料などから振り返る。第二室では、スタジオジブリが美術館を作ろうと思い立った経緯や、数々のアイデアが描きとめられたイメージボードを展示。宮崎監督の思い入れの強さが見て取れる建物の修正入り設計図面や、完成したジブリ美術館の各階層が一目瞭然で分かる美術館の立体模型も用意される。さらに2階ギャラリーでは、オリジナル短編映画の展示や、人気の“こねこバス”に乗った気分になれる展示物も。ぜひお楽しみに！