マンスリーレポート
【NEW】三鷹の森ジブリ美術館 2025年12月 マンスリーレポート
新企画展示『山脇百合子の仕事部屋』展、開催中!
◆誰からも愛される“絵”の源となった好きや宝物が溢れる“ごちゃごちゃ”◆
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「『山脇百合子の仕事部屋』展~ごちゃごちゃから見えるもの~」が開催中。第1室では、絵本や、挿絵画家としてスタジオジブリとも関わりが深い山脇百合子さんの“仕事部屋”が再現されている。
絵本『ぐりとぐら』の絵を描いた作家として知られ、ジブリ美術館で上映している短編映画の原作者でもある山脇さん。その仕事部屋は、彼女が好きなものや宝物で溢れ、常設展示室にある「少年の部屋」に通じる創作の現場感があった。誰からも愛される“絵”はどのように生まれたのか。温かい人柄を映し出すような愛用品などが詰まった“ごちゃごちゃ”の中から、さぐってみてほしい。
◆仕事として描いた絵から、趣味で取り組んだ作品まで◆
第2室では、彼女の作品などを展示。子どもたちのために描いた絵や趣味として取り組んだ作品、手芸作品など自分の楽しみとして描いたもの、仕事としての絵以外もさまざまなコレクションが残されている。フランス語も堪能で通訳・翻訳も務めたこともあるという山脇さんの多才さが感じられる展示室となっている
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▲『ぐりとぐら』をはじめ、愛らしさでいっぱいの作品がずらりと並んでいる |
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▲手作りの人形や、収集した小物、パッチワークなど、絵以外の作品や趣味で作られたものも飾られている。中には、「これはいったい何?」という不思議なものもちらほら… |
© Kentaro Yamawaki © Museo d'Arte Ghibli
Photo /村上宗一郎
(月刊ローチケ12月号 掲載)
※12/26[金]は15時までの開館
※12/27[土]〜1/2[金]は年末年始休館
※過去のマンスリーレポートにて掲載の内容に関しまして、既に終了しているイベント・展示・メニューがあります。
予めご了承願います。
◆チケットは事前予約制◆



