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マンスリーレポート

三鷹の森ジブリ美術館 2022年5月 マンスリーレポート

新企画展示がスタート 「未来少年コナン」展が5/28(土)に開幕!

宮崎駿監督の原点となる作品から“漫画映画の魅力”をひも解いていく

 映画監督宮崎駿の作品の特徴の一つに、“見終わったとき、前よりちょっぴり元気になっている自分がいる点”があげられる。想像力の産物がもたらした荒唐無稽な世界の中で、見ている自分が物語の主人公になりきり、思う存分に動き回った気分になる"漫画映画"こそが、宮崎駿監督の作品の源点であり、根本を成すものだろう。
 本展は、その様相が最も強く表れている、宮崎駿監督の初監督作品である連続テレビアニメーションシリーズ『未来少年コナン』(1978年)を紹介。全26話の中に描かれた“漫画映画の魅力”力”を2つの展示室にて、ストーリーや登場する機械類、創作過程で描かれた設定資料やイメージボードなどを用いてひも解いていく。一本の映画のように作られた"底抜けに面白くて楽しいアニメーション作品”『未来少年コナン』から、元気の源が明日への一歩に変わる瞬間を展示室で味わってほしい。

©NIPPON ANIMATION CO., LTD. ©Studio Ghibli ©Museo d'Arte Ghibli

(月刊ローチケ5月号 掲載)


※過去のマンスリーレポートにて掲載の内容に関しまして、既に終了しているイベント・展示・メニューがあります。
予めご了承願います。

◆チケットは事前予約制◆

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