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2017年11月23日

【東北地方】 楽天株式会社とローソンが福島県南相馬市でドローン配送と移動販売を連携させた商品配送を開始しました

株式会社ローソンと楽天株式会社は2017年10月31日(火)より福島県南相馬市小高区のローソン南相馬小高店を拠点に、移動販売とドローンを連携させた商品配送の試験運用を開始しました。ドローン配送とコンビニエンスストアの移動販売を連携させた取り組みは日本で初めての事例です。

福島県南相馬市小高区は、東京電力福島第一原発事故の影響による避難指示区域の指定が2016年7月に解除されましたが、依然として日用品や食品などの日常の買い物に困難を抱える方が大勢いらっしゃいます。今回の協業では、ローソン南相馬小高店を拠点にして小高区内で週2回の移動販売を行い、高齢のお客さまをはじめとしたお困りの方をサポートします。そのうち週1回限定で、移動販売車両には積み込めない温度帯のからあげクンをはじめとしたフライドフーズなどを楽天ドローンの専用機で配送します。まずは、半年間の試験運用で検証を行い、その後の展開を検討いたします。

協業を発表した会見の様子(左)
楽天ドローンの専用機。週1回2~3往復を想定(中央)
移動販売の専用車輛。店舗から約2.7㎞離れた集落センターで移動販売を実施(右)

今回の取り組みは、楽天グループのサービスと商品受け取りなどで連携の実績があるローソンとの協働による、ドローン配送の社会実装に向けた第一歩となります。今回の協業を通じて南相馬市内の買い物環境の向上を図り、地域社会の発展に貢献することをともに目指してまいります。

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