2025年9月22日
9/23の「手話の日」を前に店舗従業員を対象にした手話講座を開催
株式会社ローソンは、9月23日の「手話の日※」を前に、店舗従業員を対象に手話言語でのあいさつや筆談など聴覚障がいのある方とのコミュニケーションについて学ぶための手話講座を、2025年9月17日(水)に東京都内で開催しました。これは、すべてのお客さまが不自由なくお買い物ができる環境づくりを目指す取り組みの一環です。
※2025年6月25日の「手話に関する施策の推進に関する法律(手話施策推進法)」成立に伴い、「手話言語の国際デー」に合わせ制定
今回は本年11月に開催される「東京2025デフリンピック」の開催に伴い、聴覚障がいのある方の来店機会が増える可能性の高い東京の競技会場周辺の加盟店従業員や当該エリアの本部社員合わせて約20人を対象に講座を実施しました。今回実施した結果を受けて課題を抽出した上で、今後、対象店舗の拡大を目指します。
手話講座の様子 |
受講者には、店舗でユニフォームにつけられるよう、手話言語を使う当社社員の意見を参考に一般財団法人全日本ろうあ連盟の「手話マーク」をデザインに入れた、「手話勉強中バッジ」を配付しました。
手話勉強中バッジ |
講座参加者の集合写真 |
参加者の声
・講師の方のお話や、ロールプレイングを通して、聴覚障がい者の不安を知ることができた。
・聴覚に障がいがある人が想像以上に多いことを理解した。声のかけ方が勉強になった。
・カウンターにある「指差しシート」が有効であることがよく理解できたので、しっかり活用したい。
・相手の目をよく見て、複数の方法で多面的にコミュニケーションを取るように心がけたいと思った。
・とても勉強になり手話への興味が増した。デフリンピックの観戦に行きたい。
・手話の勉強が楽しく、もっと勉強したいと思った。
・ジェスチャーや表情での表現もしてコミュニケーションを取りたい。
ローソンは2022年8月に聴覚障がい者に向けた「指差しシート」を店舗で導入しました。聴覚障がいのある方に加え、外国人の方など、指差しシートを使ったお客さまから「コミュニケーションがしやすい」「店員さんが手話でありがとうと表現してくれてうれしかった」などの声が寄せられています。
今回実施した手話講座のほか、当社社員に対しては、2023年12月から「ユニバーサルマナー検定3級」の受講推奨を継続しており、現在は600人以上の社員が3級に認定されています。併せて、2025年1月には本社のある東京都品川区の「事業者向け体験手話講座」に参加するなどの取り組みを行い、啓発を行っています。今後もさまざまなお客さまとのコミュニケーション向上を目指し、取り組みを行ってまいります。
ローソンは、グループ理念「私たちは”みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」のもと、今後も誰もが安心してご利用いただける店舗づくりを推進してまいります。
★リリースはこちらへ
https://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1510133_2504.html
★社員向けの「事業者向け体験手話講座」の実施についてはこちらへ
https://www.lawson.co.jp/company/activity/topics/detail_jin/1498092_9112.html
<関連する重点課題: 働きやすく、働きがいのある環境の提供>
https://www.lawson.co.jp/company/activity/sdgs/#attempt_c