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2017年10月5日

ローソンが「第20回オゾン層保護・地球温暖化防止大賞」の優秀賞を受賞!

株式会社ローソンは、2017年9月13日(水)に、「ノンフロン(CO2冷媒)冷凍・冷蔵システム」の普及拡大が評価され、「第20回オゾン層保護・地球温暖化防止大賞」(日刊工業新聞社主催)の優秀賞を受賞しました。

主催者より表彰状と楯を授与される理事執行役員 開発本部長の千尋俊彦(写真右)

写真は日刊工業新聞社提供

ローソンは、CO2(二酸化炭素)を冷媒に活用した要冷機器の本格的な導入を2014年度からスタートし、2017年2月末日現在、2,000店舗超に導入しています。このCO2冷媒冷凍・冷蔵システムの導入による温室効果ガスの削減量は、年間で約65,000トンに達しています。

ローソンはモントリオール議定書改正※1により削減が求められるHFC※2を順次ノンフロン冷媒に切り替えることで、フロン類の削減及びCO2削減に貢献しています。

さらなる省エネ向上及び普及拡大を目指して、2015年・2016年に環境省「省エネ型自然冷媒機器の更なる省エネ化に関する社会実験等事業』の採択を受け、一部ローソン店舗の要冷ショーケースにガラス製の扉を取り付ける実験も実施しました。要冷ショーケースに扉をつけることで、1店舗当たり年間約5,000kWhの電力量を削減することができます。

ローソンは、CO2冷媒冷凍・冷蔵システムを2020年2月末時点で4,000店舗への導入を目指すなど、今後も積極的な創エネ・省エネ施策の導入により、低炭素社会実現への貢献を目指してまいります。

※1 モントリオール議定書:正式名称は「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」。
オゾン層を破壊するフロン類などの物質を廃止するスケジュールを設定するなど、規制措置を定めたもの。議定書の発効により特定フロンなどが全廃となり、その後も代替フロンなどの規制が進められています。
※2 HFC:代替フロンのハイドロフルオロカーボン。オゾン層は破壊しないものの、温室効果が大きいため、削減が求められています。

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