ローソンオーナーになったきっかけは?
学生時代は教員を目指しており、必要な資格も取得したのですが、最終的な採用試験を通過する事が出来ませんでした。そこで、若い内にしか出来ない大きなチャレンジがしたいという気持ちが芽生え、経営者を目指そうと思い至りました。
当初は飲食店の経営を目指し、色々な方にお会いして具体的な事業計画を練っていったのですが、知れば知るほどハイリスクに思えて断念するに至り、それからも様々な業界・業種を検討しましたが、結論として十分なノウハウも大きな資金も無い自分にはゼロからのチャレンジは無謀に思えました。そこで初めてフランチャイズビジネスのオーナーになるという選択肢が浮かび、徹底的に調べたところ自分に一番合っていて成功のビジョンが描けるのがローソンでした。
もちろんコンビニエンスストアの他チェーンも検討はしましたが、ローソンには一人で未経験からオーナーを目指せる制度があり、オーナーを大切にする温かみと誠意も感じられた為、「ここしかない」と強く思う事が出来ました。

人財育成について気を付けている事は?
経営者になるからには、人財に対して時にはシビアに接する必要があります。ただ、状況を考えずに感情的に叱りつければ辞められてしまうというのがこの業界の特性でもありますので、叱り方一つとっても周りに配慮して、ネガティブな感情を抱いたまま終わらせないように気をつけています。
効果的な叱り方というのを社会生活の中で充分学んで経験出来ている方は活かせると思いますが、私の場合は社会経験が浅く人財育成にしっかり取り組んだ事が無かったので、叱り方については他のオーナーさんに話を聞いて勉強したりトライ&エラーを積み重ねていきました。
同じ言い方をしても違う受け取り方をする人もいますし、時には嫌われる覚悟で言わなければいけない事もあります。全て完璧にとは言えませんが、「クルーさんはオーナーの言う事を聞いて当たり前」とは決して思わず、誠意を持って接するのが大切だと思います。

プライベートに変化はありましたか?
オーナーとして独立した当初こそ、「自分がやりたくて始めた事だから頑張るのが当たり前」という思いで過剰な勤務を続けていましたが、時期によって波はあるものの今では週に2~3日は休める体制を構築出来ています。
実際に休むかどうかは時によりますが、過剰な連勤で自分を追い込んでしまった経験から遊びの大切さを知ったので、今はしっかりリフレッシュの時間を作るようにしています。
自分で何でも抱え込んでしまうと自分が居なければ運営が成り立たないお店になってしまうので、勇気を持って権限移譲を進めて、任せられるクルーさんを多く育てるのがプライベートを充実させる近道です。

ローソンのオーナーを目指す方へのメッセージ
これから始められる方は、本気の方ほど「コンビニエンスストアの経営は甘いものではなく、覚悟が必要」と考えるでしょうし、本部の方から覚悟を問われても自分なら出来ると答えるのではないかと思います。ですが、実際に経験した立場から言わせていただくと、おそらくその覚悟では足りません。会社員とは別次元の不安と、思ってもみなかったイレギュラーなトラブルに襲われる経験をすると思います。未経験でも出来るといっても簡単な気持ちで応募するのではなく、困難に直面する事を前提として、それを乗り越える覚悟を固める必要があります。本心からそれが出来るのであれば、強いやりがいが感じられる選択肢になると思います。
私は20代でスタートして、社会経験の不足からくる壁に何度も当たりましたが、若いオーナーという事で地域の方々に激励の言葉や差し入れをいただくなど、ローソンならではの温かみを感じる場面にも多く出会いました。それも苦労を経た上で得られるものだと思っています。
サラリーマンとして活躍しつつ充実したプライベートを送る友人・知人を羨ましく思う事も多々あると思います。周りとの比較で自分の幸せを決めるのではなく、自分で自分の幸せを決められるのか、その覚悟が出来る方であれば、是非チャレンジしてほしいと思っています。
