ローソンオーナーになったきっかけは?

大学生の頃にローソンで4年間クルーとして働いており、接客販売への親しみもあった事からドラッグストアチェーンに就職をしました。
2年ほど勤務していたのですが、やりがいを感じられない日々に疲れ、このまま会社員として定年まで働き続ける事に違和感を感じるようになりました。
そこで初めて漠然と独立への道を考えるようになったのですが、具体的な所までは至らず、モヤモヤした想いを抱えていました。
ちょうどその頃、久しぶりに大学生時代に勤務していたローソンに立ち寄る事があり、オーナーに今の満たされない気持ちを相談したところ、「うちでまた働いてみないか」と誘っていただけました。
始めからローソンでの独立を考えていたわけでは無かったのですが、学生時代によくしていただいたオーナーからのお誘いで将来的なローソンでの独立への道が開けたように感じられて、ドラッグストアを退職して復帰を決意しました。
そこから5~6年の間は修行期間として色々なお店で働かせていただき、店長に近い役割で経営の基礎を学ぶなど様々な経験を経て、諸々の準備が整った事からローソンファミリー独立支援制度を活用して念願の独立を果たしました。

この仕事の醍醐味は?

クルーさんに自分の理想を伝えて、理解して行動してもらえた時にはとても嬉しく、やりがいを感じます。意見がぶつかる事も多く、苦労するケースもありますが、お互い本気で考えているからこそだと思うので嬉しくもあります。
会社員時代は上司からの指示に従って行動するという選択肢しかない状態だったので、今のように意見をぶつけてより良い方法を模索出来るのは大きな変化だと思っています。
一つ一つの仕事にしても、例えば発注なら今までは前年比や傾向などから「大体このくらい」という感覚で行っていたのが、最終的な店利益から逆算して考えて発注するようになるなど、オーナーになった事で仕事に対する認識の変化も感じています。
結果として良い数字が出た時には工夫が報われた気がして嬉しくなりますし、これはオーナーにならなければ味わえなかった醍醐味だと思っています。

今後のビジョンは?

独立当初は2店目・3店目と次々に拡大していきたいという目標を掲げていましたが、現在は当面、今の店舗を自分の理想とする形に整える事を目標に考えています。
当初の予定では空いた時間を活用して人財育成を進めて2店舗目・3店舗目で総合の売上を安定させようと思っていましたが、実際は予想外にお客様が多く来店されて忙しく、売上は安定しているものの複数店に踏み出せる程の人財育成が出来ないという状況に直面しました。
複数店経営の為には人財育成は絶対条件ですので、まずは今の店舗で人財の登用と育成を進めて自分の理想とする状態まで育てて、地盤を固めた上で複数店化を目指したいと思っています。

ローソンのオーナーを目指す方へのメッセージ

私はローソンでの勤務を経てオーナーとして独立を果たしましたが、決意する際には独立元となるオーナーから覚悟の有無を強く確認されました。
自分で商売をやっていくのは甘いものではなく、誰でも必ず成功出来るという保証があるわけでもない、それでも本当にやりたいのかと聞かれ、自問自答の中でより強い覚悟を持つことが出来ました。
当時の私と同じように現在ローソンで働いている方がもし私のお店に来て相談をされたら、当時のオーナーと同じように覚悟を確認すると思います。
それでもやりたいという本物の覚悟がある方であれば、是非応援したいと思っています。
ローソンは他チェーンと比べて制度も充実していますし、手厚いサポートもあって折々で「優しい」と感じる事が多いです。
イニシャルコストも安く、自由度も高く、未経験からでも始めやすいフォロー体制があります。
オーナーとして独立すれば予想外の事も多く、決して楽な選択では無いと思いますが、覚悟を持って決意された方にとってローソンは最適な選択肢の一つだと思います。
是非、一緒に頑張りましょう!

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