ローソンオーナーになったきっかけは?
以前から接客の仕事に興味があり、20歳の頃にコンビニエンスストアでアルバイトを始めたのが今に繋がる最初のきっかけになりました。そこから2年間のアルバイトの中でも接客が楽しいという気持ちは変わらず、正社員として登用いただき3年間勤務する中で「コンビニエンスストアの仕事をずっと続けていきたい」という気持ちが芽生え、将来的には独立したいと考えるようになりました。当時働いていたコンビニエンスストアチェーンでの独立が最もスムーズだったのかもしれませんが、このまま他社や他の業界を知らないまま決めて良いのだろうかという気持ちもあり、まずは開業資金を貯める為に転職し、冷静に判断しようと思いました。そんな時期に、友人からローソンのオーナーを紹介していただける機会があり、将来的な独立を前提とした勤務が可能であると言っていただけた為、ローソンで働き始める事になりました。妻も以前から私の夢を応援してくれていて、仕事を覚える為にローソンで働いていた為、専従者の心配も無く、資金が貯まった時点で独立を決意しました。

この仕事の醍醐味は?
クルーさんと社員は全員「部下」では無く「仲間」だと思っているので、仲間の成長と成功に関われる事が一番大きなやりがいだと感じます。特に、私が何も言わなくても能動的に取り組んでくれた仕事が大きな結果に結びついた時の喜びはとても大きく、オーナーになって良かったと思えます。以前、マチカフェの売上が伸び悩んでいた時期があり、その原因を考えてくれたクルーさんから「可愛くて分かりやすいメニューを大きく掲示したらどうか」という提案がありました。POPづくりが得意なクルーさんがわざわざ作ってくれたメニューの掲示を始めるとすぐにお客様からも好評をいただいて、売上も徐々に伸びていきました。単純に売上が上がった事も嬉しいのですが、それ以上にクルーさんの発想と努力が報われた事がとても嬉しく、一従業員の立場では味わえないであろうオーナーならではのやりがいを感じました。

今後のビジョンは?
まずはクルーさんと社員がしっかり生活出来る充分な給与を今後も継続して支給して、同じ方向を向いて頑張り、更に「頑張って良かった」と思ってもらえるように皆の努力に報いる事が出来るオーナーを目指します。現在の自分はまだその域に達しているとは思えず、特に人財育成については上手くフォロー出来ていないと感じる事も多いので課題は沢山あると思っています。
私自身のレベルアップも必要ですが、私だけが出来る状態では充分とは言えないと思いますので、店長やリーダークルーの他にも安心して任せられる存在を育てていくのが不可欠だと考えています。私がいなくても問題ないお店づくりが出来ればその先に更なる多店舗化、事業拡大も視野に入ると思いますので、ムラのないきめ細やかな人財育成の方法を今後も模索していきたいと思っています。

ローソンのオーナーを目指す方へのメッセージ
私の場合、年齢的に若かった事に加えて、接客業がやりたい、オーナーになりたいという気持ちと覚悟はブレずに持っていたので独立に際して迷いや不安は特にありませんでしたが、多くの方にとって独立は迷いなく決断出来る事ではないと思います。ですが、それは承知の上で、実際に独立した立場として私は「迷うぐらいならやった方がいい」と考えています。通常の個人商店を独立開業させるのとは違い、ローソンであれば各種支援制度も充実していますし、困った時に親身になって相談に乗ってくれるSVもサポートしてくれます。また、健康志向で女性レコメンド1位を目指しているローソンはこれからの時代のニーズに合っていると感じますし、他チェーンで働いた経験がある私にとっても大変魅力的でした。本部の方針に共感出来て、接客が好きで、オーナーになりたいと思える方であれば、あとは本人の努力次第です。迷っているのであれば、是非説明会に参加してみるなど一歩前に踏み出してみてください!
