ローソンオーナーになったきっかけは?
私が大学を卒業するタイミングで、父が経営していた酒屋がローソンに看板替えをして再出発する事が決まり、私も家業の手伝いとして店舗で働く事になりました。
元々コンビニエンスストア業界に興味があった為、オーナーである父を支えて働く日々に満足はしていたのですが、クルーさん達に慕われている父の姿を目の当たりにするにつれ、私も将来はオーナーになりたいと考えるようになっていきました。
父にも相談をしたのですが、当初はオーナーになるのであれば一般企業で社会勉強をしてから考えるべきではないかと促されていました。
実際にその意見には納得出来る所もあった為、どうするべきか悩む事もありましたが、母は県外の大学に出ていた私が地元の熊本に戻ってきて家業を継いでくれるなら応援したいと背中を押してくれて、最終的には父にも私の意思の強さが伝わり、事業承継という形でオーナーを引き継ぐ事になりました。

この仕事の醍醐味は?
従業員として働いていた頃はそこまで深く考えていなかったのですが、多くのお店がある中でわざわざ私のお店を選んで来てくれるお客様や、働いてくれているクルーさんに対して、感謝の気持ちがとても強くなりました。
自店に関わる方を笑顔にしたいという企業理念を持っている為、お店でクルーさんとお客様が笑顔で楽しそうにコミュニケーションをとっている姿を見るのがとても嬉しく、オーナーとしてのやりがいに繋がっています。

今後のビジョンは?
常日頃からクルーさんには「自分のファンを増やして欲しい」と言っているのですが、商品力だけではなく人の魅力でも選ばれるようなお店、お客様に喜ばれて必要とされるお店を作りたいという理想を持っています。
更にレベルアップをして、理想の実現が見えてきた段階で、2店舗目の経営に乗り出そうと考えていますが、その為にクリアしなければいけない事は沢山あると思っています。
例えば今の店舗には無い厨房のオペレーションを学ぶ事、店長候補の育成など、課題は多いのですが、焦らずクリアして次のステップに進んでいきたいと思います。

ローソンのオーナーを目指す方へのメッセージ
現在、どの業界でも人が足りないと騒がれていますが、クルーさんが働きやすい環境を本気で作っていけば、人財不足は自然と解消されていくと実感しています。
私のお店ではクルーさんが「働きやすい職場」として友人を紹介してくれたり、求職中の常連さんに声をかけてくれたり、無理せず自然に人財が集まる流れが出来ています。
店舗業務についても、仕事自体も種類は多岐に渡りますが釣り銭自動精算のレジの導入などシステム面がどんどん向上しており、一つ一つの仕事の難易度は下がる傾向にあります。私は従業員としてローソンの店舗業務をしっかり学んだ上でオーナーになりましたが、初めて経験する方にとっても分かりやすいシステムになっており、本部が行う研修さえしっかり受けていれば、契約前の準備もほとんど必要ないと感じています。
「クルーさんを大切にして、働きやすい環境を本気で作る」という気持ちだけ持っていれば、多くの問題は解決出来ると思っていますので、是非皆さんも一歩前に踏み出して一緒に頑張りましょう!
