ローソンオーナーになったきっかけは?

前職はスーパーマーケットの精肉担当として約20年間勤務していました。2店舗展開のスーパーだったのですが、当時のオーナーがこれから先の事を考えてローソンへの業態変更を決断した事から、私もそのままローソンの店舗社員として働くようになり、店長を任せていただく事になりました。
中学生の頃からお世話になっているオーナーのもとで働く日々にやりがいを感じていたのですが、年齢の面からそろそろ事業の継承を考え始めていたオーナーから「ゆくゆくは事業を任せたい」と相談をいただいた事で事業経営への気持ちが芽生えていきました。
お世話になったオーナーに恩返しがしたいと思っていた為、将来的な継承自体への迷いはなく、そこからはスムーズに話が進んでいきました。
ローソンには独立元となるオーナーからの推薦を受けて事業主となるオーナー候補を支援する「ローソンファミリー独立支援制度」という制度もあり、最終的にはオーナーが経営する2店舗の内1店舗の経営を引き継ぐという形で開業に至りました。

この仕事の醍醐味は?

店長時代から感じていた事ですが、やはり接客が好きで続けてきた仕事ですので日々お客様と接する中で感謝の言葉をいただけると嬉しい気持ちになりますし、やりがいを感じます。
そして日々の接客の積み重ねが売上に繋がり、実際の数字として上がってくる実感が得られる事も大きな喜びになっています。
一般のサラリーマンの方でも業務の中で売上が上がれば嬉しいとは思いますが、オーナーであれば売上の向上は利益の向上に直結しますので喜びもひとしおです。
自分のお店で、自分が好きな接客を続けて、それが利益に繋がっていくという喜びはこの仕事でなければ味わえない醍醐味、やりがいだと思っています。

今後のビジョンは?

【オーナー】
今は1店舗の経営ですが、これから2店舗3店舗と複数店化を進めていきたいと思っています。売上も安定しますし、何かイレギュラーな問題があっても店舗間で補い合ってクリアしていく事が出来る為、まだいつまでにと時期は決めているわけではありませんがまずは2店舗目の開業に向けて準備を進めていきたいと思います。
【店長】
未経験からのチャレンジだったので開業当初はネームプレートに記載する肩書きを「副店長」にしていたのですが、まずは周りの方に認めていただいて自信を持って「店長」と名乗れるようにしたいと思っています。
先日、私の接客を見ていた「副店長」の肩書きの事情を知るお客様から「あなたはもう出来るから副を外しなさい」と言っていただけました。とても嬉しく、目標達成に向けた大きな一歩が踏み出せたのかなと感じています。

ローソンのオーナーを目指す方へのメッセージ

色々なメディアでコンビニエンスストアオーナーへのネガティブな報道を目にしますが、それらはこれから必ず改善されていくのではないかと思っています。例えば人手不足の問題であれば無人レジ導入の取り組みは既に始まっていますし、ネガティブな報道があるからこそ改善のスピードが早まると思っています。
実際にオーナーとして働いている今、労働面でも収入面でも不満を感じていないのに、これから更にオーナーフレンドリーになっていくであろう事が想像出来るのでとても楽しみです。
経験についても、未経験から始めた妻も開業数ヶ月でお客様からお褒めの言葉をいただけるレベルで仕事が出来る状態になっています。「習うより慣れろ」の精神で、未経験である事はハンデにはならないと思います。
また、当時の私と同じように現在ローソンで働いている店長やリーダークルーの方にとっても、十分に魅力的な選択であると感じています。従業員の立場なら今の安定は得られるかもしれませんが、これからの将来を考えた時に「ローソンの仕事が好きで続けたい」と思うのであれば、是非チャレンジして欲しいと思います!

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