ローソンオーナーになったきっかけは?
前職はアミューズメントチェーンの店舗スタッフとして約10年間勤務していました。
店舗の運営を任される立場に昇進するにあたり、色々な研修を受けさせていただいたのですが、職種に関係なくストアマネジメントを学んでいく中で販売業、とりわけバイヤーという業務に興味を持つようになりました。
当初は転職を考えたのですが、やはり未経験の自分を採用してくれる企業を探すのは現実的では無いと思い至り、商品を仕入れて売り方を考えて提供するというバイヤーの仕事の魅力が詰まっているコンビニエンスストア経営での独立が頭に浮かびました。
各チェーンの情報を横並びで検討させていただいたのですが、様々な制度によりイニシャルコストが低く抑えられる事、質の良いファストフーズが充実していて販売しやすい事に加え、ユーザーとして親近感もあったローソンでの独立を決意しました。

この仕事の醍醐味は?
ローソンのオーナーとして独立にチャレンジを決めたきっかけがバイヤーへの憧れからだった事もあり、独立当初は商品の発注にはとても大きなやりがいを感じていました。
ですが、複数店経営にチャレンジした事がきっかけになり、いつまでも自分が発注を独占するのではなく、どんどん仕事を任せて人財育成を進めようと考えるようになりました。
今では、いつか私の店からファミリー独立でオーナーを輩出する事が目標の一つになり、オーナーになりたいと言ってくれるような人財を育てる為にはどうしたらいいか日々考えるようになりました。実際に将来的にオーナーになりたいと言ってくれるクルーさんもいて、発注も含めてオーナーになったつもりで仕事をしてもらえるように促しています。そうしてクルーさんが成長してくれる過程が見られるのが今の一番大きなやりがいです。

今後のビジョンは?
直近の目標としては、3店舗の経営を実現させたいという気持ちが大きいです。スピード感を持ってどんどん増やしていこうという気持ちではなく、今の2店舗と新しい3店舗目を基盤店舗にしたいと考えています。3店舗の安定基盤を作った上で、それをモデルケースにして店舗を増やしていきたいという長期的な目標は持っていますが、まずは3店舗をしっかりと経営する事を目指しています。その先にゆくゆくはMO(マネジメントオーナー)を目指す道も見えてくるかと思いますが、エリア会でお会いするMOには人間的にまだまだ追いつける気がせず、店舗数を増やしていく中で私自身も成長していかなければいけないと感じています。

ローソンのオーナーを目指す方へのメッセージ
今まで色々な先輩方と話していて印象に残っているのが「全ては自分の責任にある」という言葉です。この言葉が今でも常に頭の中にあるのですが、自分の人生の舵取りは自分にしか出来ません。会社員を続ける舵取りもあれば独立の舵取りもありますが、人生の舵取りの結果責任は自分が負う事になります。大事なのは、一度決めた舵は曲げないという事だと思います。覚悟して独立に舵を切ったのであれば、目先の売上が悪かったとしても貫き通す勇気を持ってください。もちろんマイナスな事ばかりではなく、喜びも多くあると実感しています。私の話で言えば、独立前は家族と一緒に過ごす時間が無く、寂しい思いをさせていましたが、今では同じ職場で同じ仕事をして、家族と過ごす時間は圧倒的に増えました。5年後になるか10年後になるか分かりませんが、パートナーから「この決断をして良かったね」と言ってもらえる決断をしたいと思っていますし、私にとってはその決断が独立でした。
FOI(FCオーナー・インターン制度)を始め、サポートも充実していますし、個人商店であれば考えなければいけない集客や物流に関してもローソンというブランドイメージと物流のバックボーンがあれば心配はいりません。私と同じように仕事も家庭も両立させたいと考える方にとって、ローソンでの独立はきっと良い選択肢になりえると思っています。夢を持って、是非チャレンジしてみてください!
