コンプライアンス・リスク管理体制
内部統制
内部統制の基本的な考え方
ローソングループの事業は、コンビニエンスストア事業を中核として高品質スーパーマーケット事業、エンタテインメント関連事業、金融関連事業、電子商取引事業及びコンサルティング事業を組み合わせた幅広いものであり、またすべての都道府県、さらには海外における多数の店舗で多種多様な商品・サービスを提供しているため、遵守すべき法令等や想定・対応すべきリスクも多岐にわたるという特性をもっています。このような事業特性のもとで、健全で持続的な成長を目指すために、「内部統制システムの整備の基本方針」を定めています。本方針に基づく内部統制システムの整備を進めるとともに、経営環境の変化等に応じて、本方針自体についても定期的な見直しを行い、実効的かつ合理的な内部統制システムの整備に努めています。
2021年度における「内部統制システムの整備の基本方針」の主な改定ポイントは以下の通りです。
リスクに感染症流行を明記
昨今の新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえ、感染症の流行は事業上のリスクとして極めて重要なものであることを改めて確認し、新型インフルエンザに限らず、各種感染症の流行を当社の事業継続計画(BCP)策定における想定リスクとして、明記することにしました。
デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することを追加
フランチャイズビジネスを支える本部として、将来ビジョンの実現に資するDXを推進していくため、ITインフラの刷新等を通じてDXを推進することを新たに追加しました。
● 内部統制システムの概要 (2020年6月1日現在)
- ※1
- CR(コンプライアンス・アンド・リスクマネジメント)管掌:ローソングループの法令等遵守に関する問題の掌握ならびにリスクを未然に防止する体制の構築及び実施を図る最高責任者
- ※2
- CRO(コンプライアンス・アンド・リスクマネジメント・オフィサー):CR管掌を補佐するため、所属グループの法令等遵守に関する問題の掌握ならびにリスクを未然に防止する体制の構築及び実施を図る部門の責任者
- ※3
- 情報セキュリティはリスク統括部に組み込まれています