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~CSVを実現させるために~ ローソンの経営戦略

ビジネスモデルと「マチ」の課題

ローソンは「年中無休で24時間営業しているお店」として1975年に1号店をスタートしています。それまで業種別に扱っていた食品や日用品を幅広く揃え、宅配便の取り次ぎ、公共料金収納代行、銀行ATM、郵便ポストの設置、コンサートチケットの取り扱いなど、さまざまなサービスを拡充。「ご近所のお店」としてマチに根づいてきました。

やがて高齢化や女性の社会進出加速など社会状況の変化を受け、2001年には健康志向コンビニエンスストア「ナチュラルローソン」、2005年には生鮮コンビニエンスストア「ローソンストア100」の展開を開始。客層は大きく拡大しました。ローソンはこうした取り組みを重ね、お客さま起点の商品・サービスの開発を行っていくことで、小商圏型製造小売業へと進化してきました。
2011年の東日本大震災をきっかけに、コンビニエンスストアは電気・ガス・水道に次ぐ第4のインフラとして認知されるようになり、ローソンは地域になくてはならない存在としての使命を改めて認識し、ローソン型"次世代コンビニエンスストアモデル"構築に向けてお客さま起点でのチャレンジを続けています。健康志向の高まりを受け「マチの健康ステーション」になることを宣言して、ヘルスケアを強化した店舗やオリジナル商品の開発を始めたほか、「まちかど厨房」や「MACHI café」など独自のサービスを導入。エンタテイメントの分野ではチケットサービスやDVD等の物販、映画館の運営も行っています。これら幅広い取り組みによって、地域に愛されるご近所のお店として、ローソンはさらに進化していきます。

ローソンが取り組む社会課題とローソン型次世代コンビニエンスストアモデル

ローソン型次世代コンビニエンスストアモデル

生活全般ニーズへの対応

夜間や急用のときに、いつでも必要なものが買える――。それが、これまでのコンビニエンスストアのあり方でした。ローソンはそこにとどまらず、マチの日常のなかで、いつでも誰にでも必要とされる「ご近所のお店」を目指しています。そのために品揃えは従来から約15%増やした3,500品目へ。遠くの店に出かけるのが不便な高齢者や時間がなく忙しい方のために、健康志向、小分け志向などのニーズにお応えしつつ、毎日の生活に必要な商品を揃えます。さらにネット通販の店頭受取、ATMや金融サービス機能など店頭でのサービスもさらに拡大していきます。「便利なお店」から「なくてはならない存在」へ。みんなが毎日、安心して、健康でいきいきと暮らせるマチを支えます。

生活全般ニーズへの対応

小商圏型製造小売業

ローソンは、お客さまの徒歩圏内にある身近なお店として、若者だけでなく高齢者や働く主婦など幅広い層に、生活に密着した独自の商品やサービスを適品、適時に提供していきます。そこには商品企画から原材料調達、製造・物流工程、販売までのサプライチェーン全体を管理し、安全・安心をお届けする仕組みが欠かせません。今後は、原材料調達や製造への関与をさらに強め、物流においても温度管理など見直しを進めます。さらに、これらサプライチェーンを一気通貫した情報システム導入など、製造小売業としての付加価値向上を目指してチャレンジし続けます。

小商圏型製造小売業

高度な店舗生産性

マチでお客さまと向き合うのは一つひとつのお店です。商品やサービスが拡大し、店舗作業が複雑化するなか、各店舗の生産性向上は大変重要なテーマです。ローソンでは、多様化する人財に最大限に活躍してもらうため、最先端のデジタル技術等を活用し、「誰にでも容易な」オペレーションの開発を目指します。機械にできることは機械にまかせ、“人にしかできない温かなサービス”に注力するなど、店舗生産性の改善を進めていきます。

高度な店舗生産性