ローソンオーナーになったきっかけは?

学生時代からローソンでクルーとしてアルバイトしており、介護職への就職が決まるまでお世話になっていました。介護の業界に入って3年半ほど経ち、別の仕事への転職を考え始めていた頃、以前お世話になっていたローソンに買い物をしに行ったところ、オーナーから「2号店を出店する計画があるので、店長として手伝ってくれないか」と声をかけていただいた事がきっけになり、ローソンに戻る決意をしました。通勤圏内という事もあり、たまに立ち寄って買い物はしていましたが、退職してから3年以上経過している私を信用して声をかけていただけた事が嬉しく、必要とされていると感じられたので決断に迷いはありませんでした。
お店に戻り、いよいよ店長として新しいお店で働き始めるタイミングでオーナーから「将来的には自分がオーナーになる道も考えておいてほしい」と言われ、当初は全くその気は無かったのですが、多くのクルーさんから頼りにされて仕事をしていく中で次第に「自分もオーナーになってみたい」という感情が湧いてくるようになりました。
当時はまさかローソンで独立する事になるとは思っていませんでしたが、元々いつかは自分で経営をしてみたいという願望はあったので自然な流れだったのかもしれません。オーナーや家族からも背中を押していただき、専従者になってくれた母も、当時はまだ結婚していなかった妻も「応援する」と言ってくれたので、今がチャレンジする時だと考えて、独立を決断しました。

この仕事の醍醐味は?

自分が発注した商品が、狙い通りに売れた時にはオーナーとして大きなやりがいを感じます。以前、SVさんからあるスイーツの販売数が伸びそうだというアドバイスを受け、大量に発注した事がありました。私自身はスイーツに全く詳しくなかった為、勝負をかけた発注になりましたが、予想以上の売上を記録し、店長時代には出来なかったチャレンジする喜びを味わう事が出来ました。
クルーさんとの関わりの中でも、まちかど厨房のお弁当販売促進企画を立ち上げた事があったのですが、厨房のクルーさんと店頭のクルーさんとの間でお互いに励まし合い・褒め合いが自然発生し、企画の期間が終了した後も高い売上と共に人間関係にも良い影響が続く結果が得られました。自分が最終決裁権を持ってクルーさんと同じ目標を共有して取り組んでいける喜びは、強いやりがいが感じられる大きな変化だと思っています。

今後のビジョンは?

独立した時から「東広島で一番明るいお店にしたい」という理念を掲げているので、まずは今より更に接客のレベルを上げて自分の理想とするお店を作り、自分が考える明るいお店を2店舗3店舗と増やしていきたいと考えています。
直近の目標としては3年以内に2店舗目を出店する事ですが、その為には人財育成が必要不可欠になります。まだ私自身が何でも自分でやってしまうところがあり、リーダークルーへの権限移譲が進んでいないので、まずは自分の分身を作るつもりでどんどん仕事を任せていく予定です。本人の意思も確認しつつ、将来の店長候補の育成を進めていきたいと思います。

ローソンのオーナーを目指す方へのメッセージ

クルーとして、店長としてのローソン勤務経験を経て独立した私でも不安を感じていたのですから、勤務経験が無い多くの方にとってはローソンでオーナーになるのは大きな不安を感じる決断だと思います。ただ、独立は1人でするものではありません。信用出来るパートナーからのサポートはもちろん、本部とも二人三脚でチャレンジ出来るのがとても心強いとオーナーになって実感しました。SVさんからは数字に基づいたお店づくり、発注のアドバイスをしていただけますし、エリアを統括する支店長は私のような新人オーナーの店舗の数字も細かく把握して必要な差配を考えてくれています。店長時代にも本部の方々に助けられていると感じる事はありましたが、オーナーになった事で想像していた以上のバックアップをしていただけていると実感しています。
現在未経験の方でも経験者に追いつく為のノウハウは共有していただける為、心配は必要ありません。ローソンでの勤務経験がある方にとってはオーナーとしての業務は今の仕事の延長線上にありますので、業務の面で大きな不安を感じる事は無いと思います。将来的に独立の可能性があるのであれば、自分がオーナーになったらどういうお店を作りたいか考えながら働いてみてください。一つ一つの作業への取り組み方が変わってくると思います。
私自身はオーナーになって良かったと心から思いますし、店長時代に出来なかったチャレンジが出来る喜びを日々感じながら仕事が出来て、不安だった収入も結果的に増えました。雇用される側ではなく雇用する側になる事で責任は増しますが、責任に対する覚悟さえ持てればきっと独立して良かったと感じられると思います。未経験の方も経験者も、まずは今の正直な気持ちを本部にぶつけてみてください。一緒に頑張りましょう!

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