ニュースリリース

官・民連携による高齢者・買物困難者支援事業「ローソン神石高原町店」を拠点に
限界集落での移動販売・注文配達サービスを開始

2012年3月 7日

 株式会社ローソン(東京都品川区、代表取締役社長CEO 新浪剛史/以下「ローソン」)と広島県神石高原町(町長 牧野雄光/以下「神石高原町」)は、ローソン神石高原町店を拠点とし、3月9日(金)から移動販売を、3月15日(木)から注文配達サービスをそれぞれ開始いたします。

神石高原町は専用車輌「ローソン号」を2台導入し、移動販売・注文配達のサービスを行う際に、町が指定した高齢者世帯の方々に声掛けをする「安否確認サービス」も併せて実施いたします。

両者はこの取り組みを通じて、小規模高齢化集落(限界集落)における買物困難者と高齢者への支援を行って参ります。

 

◆取り組み内容◆

神石高原町とローソンは、スモールコンパクトシティの実現による限界集落の支援を目的に、昨年8月「ローソン神石高原町」をオープンいたしました。今回、ローソン神石高原町店へご来店いただくことが困難な高齢者や、遠方の住民を対象に移動販売及び注文配達を開始します。

移動販売・注文配達の実務はそれぞれ、ローソン神石高原町店を経営する第三セクター「有限会社さんわ182ステーション」(代表取締役社長 上山実神石高原町副町長)とローソンから委託を受けた町内の事業者が行い、ローソンの商品を中心に食品や生活用品などをお届けします。また訪問した際には、町が指定した高齢者世帯の方々へ「お変わりありませんか。」「食事はとれていますか。」などの声掛けをし、安否確認を行います。

 

神石高原町とローソンは今後も相互に協力し、小規模高齢化集落の総合的な支援事業として、全国の過疎高齢化集落の活性化と再生のモデルとなる取り組みを進めてまいります。

 

 

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 移動販売・配達委託者

  移動販売 有限会社フレッシュかわかみ 代表取締役 川上博章

         所在 神石高原町李486番地

 

  配達業務 神石ふれあいローソン会 代表 兼定吉輝

         所在 神石高原町福永1592-1

 

 販売・配達エリア

  移動販売:月~金  神石高原町新坂地区を中心に町内全域(安否確認対象世帯7世帯)

  

  配達業務:毎週木曜日配達 神石高原町草木地区130世帯(安否確認対象世帯7世帯)から開始 

                    ※順次配達エリアを拡大する予定

 

移動販売車概要

  車両:ダイハツハイゼット(軽自動車) 簡易冷凍車

  温度管理 3パターン 20℃、5℃、常温

  販売品目:弁当・お菓子・惣菜・飲料・日用雑貨等、約300SKU