2002年5月度における全店総取扱高（=112,188百万円）前年比101.2%、既存店売上高前年比97.5％、全店平均日販478千円、既存店平均客数（＝790人）前年比98.1％、既存店平均客単価（=605円）前年比99.5％となりました。上記既存店売上高前年比は、総取扱高ベースの数値ですが、商品売上高ベース（総取扱高▲チケット及び宅急便の取扱高）の数値では98.8％となっています。両者の差の主な要因は、昨年（GLAY のチケット販売有り）対比でのチケット販売の低迷と、「千と千尋DVD、ビデオ」のプラス効果（商品売上で計上）によるものです。

2002年度第1四半期（3〜5月）における既存店前年比は、総取扱高ベースで97.5％、商品売上高ベースで98.0％となりました。上半期における既存店前年比の計画値は98％ですが、これは商品売上高ベースでの設定となっているので、現在のところ計画通りに推移しています。また、第1四半期における出店数は98でほぼ計画通り、クローズは合計208で、直営店が120、FC店が88となり、FC店の閉鎖が若干計画より進んでおりますが、現在のところ大きな計画値からのずれはございません。第1四半期においては、店舗総荒利益率は想定通りに推移しており、特に想定外の販売管理費の発生はございませんでした。

5月初旬は全国的に天候に恵まれ（気温が高めに推移）GWにおける販売状況は全般的に好調に推移しましたが、その後第2〜3週に天候が悪化、気温が低下し、売上に影響がありました。その後、月の後半にむけて天気が回復し、特に週末の天気がよく、気温が上がったこともあり、飲料やアイスなどの売上が伸長しました。

米飯における既存店売上高前年比は、引き続き厳しい状況が続いておりますが、弁当、おにぎりともに買上単価の向上は着実に進んでいます。　5月の弁当販売におけるプライスラインの構成を見ますと、390円幕の内弁当があった本年3月と比較して、390円、420円の比率が減少し、450円、490円の比率が上昇しています。

調理パンはサンドイッチが好調に推移したものの、ロールが苦戦しましたが、全般的には回復基調が続いています。

調理麺において、冷し麺は昨年の特別施策の影響もあり、売上が前年比で厳しい状況でしたが、パスタは回復傾向にあり調理麺全般的には好調な状況を維持しています。

ローソン、るるぶ、日清食品による共同開発商品「一本木」、「鈴木商店」及び日清食品の「ほむら」などの話題商品が売上を引っぱり、即席麺DEPTの好調に繋がりました。

予約特典付（ハクのおにぎりフィギュア・ローソンオリジナルトランプ）の「千と千尋の神隠し」のビデオ、DVDの予約（5月末段階で20万枚・本強）やキャラクターグッズの販売は好調に推移しています。また、ローソン限定オリジナルベイブレード付「ベイブレード　THE　MOVIE」のチケット販売（20万枚強）も順調に進んでいます。

6月は映画“猫の恩返し”タイアップ、サマーギフト、冷し麺＆寿司、お茶得クーポンなどのプロモーション等を行い、来店頻度・客単価（買上点数）アップを図ります。

5月29日（水）に大阪郵便貯金ホールにて株主総会を開催致しました。株主様から大変積極的に質問を頂き、約1時間40分の充実した総会となりました。　尚、総会の後に開催された取締役会において、新浪剛史が、弊社代表取締役社長執行役員に就任することが決定しました。

既に新聞等で報道され、弊社ホームページ（HP）にてもご報告申し上げた通り、平成14年5月31日に宮城・山形地区及び福島の一部のローソンで販売しておりました「直巻きおにぎり石焼風ビビンバ」の中に、異物が混入する事故が発生いたしました。　この事故により、お客様、株主、投資家の皆様に多大なご心配をおかけ致しましたことを、心よりお詫び申し上げます。事故を起こした日本フレッシュデリカ?の製造商品はローソン店頭より全て回収し、以降の商品につきましては他の取引先より納品しております。弊社といたしましては、今回の事態を厳

弊社は6月5日（水）に、弊社惣菜商品の原料として使用していた冷凍ほうれん草から残留農薬が検出されたことにつき公表致しました。本件につきましても、お客様、株主、投資家の皆様に多大なご心配をおかけ致しましたことを、心よりお詫び申し上げます。

また6月6日（木）に、　弊社の一部商品において、協和香料化学株式会社茨城工場で製造された香料の一部に、食品衛生法上使用が認められていない物質が含まれた香料を使用したものがあったことにつき公表致しました。本件につきましても、お客様、株主、投資家の皆様に多大なご心配をおかけ致しましたことを、心よりお詫び申し上げます。