ローソンオーナーになったきっかけは?

元々は主人と酒屋を営んでいました。1990年ごろからスーパーやディスカウントストアなどが増え始め、「そろそろ新しい事を始めた方がいいのではないか」と夫と話していました。ちょうどその頃、コンビニエンスストアが増えていてこれからの時代に合う業態ではないかと、オーナーとしてお店を開く事に決めました。しかし、研修に行っても分からないことだらけ。若い人に聞きながら必死についていきました。オープンしてからも半年ほどは正直苦労しました。仕事には慣れていないですし、お客さんの数も少なかったです。流れが変わってきたのは翌年からで、印象的だったのがお正月にたくさんのお客さまに来店いただいた事。スーパーが休みだったので、そこから「こんな便利なお店があるんだ」と認知が広まっていったのです。

この仕事の醍醐味は?

オープン1年後には経営が安定し自分でも売れている感触がありました。とにかくクルーに「お客さま第一で頑張っていこうね」と声を掛けて、それが浸透してみんなに助けてもらってきたという印象です。このお店はクルーの定着率がとても良くて、入れ替わりが少ないのでありがたいですね。

今後のビジョンは?

商売に近道はないと思って今でも1日1日を大切にしています。お店にくるのが元気の源になっているんです。しかし、いつまでも私が関わるわけにもいかないので、これからはお店を任せられる人材も本気で育てなければいけませんね。この徳島エリアは女性オーナーが多く仲が良いのが特徴です。月に1回のミーティングはもちろんですが、その他に月に1度集まって食事をするようにしているんです。そこでは人材育成の話や「この前焼き鳥を何本売った」など、良き仲間、良きライバルとして刺激を受けています。

趣味や空いた時間の過ごし方は?

午前にお店に来て、夕方にも顔を出すような毎日です。ガーデニングが趣味なので空いた時間で花を育てたり、野菜を作ったりしていますよ。

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