新入社員の皆さんへのメッセージ
2010年4月 1日
本日(2010年4月1日9時より)入社式を執り行いました。下記は代表取締役社長CEO新浪剛史の新入社員へ向けたメッセージを要約したものです。
新入社員のみなさん入社おめでとうございます。
皆さんが社会人となる今年はローソンにとって勝負の年になります。これまで成長を続けてきたコンビニエンスストア業界は、いわば停滞期になっていると言えます。この厳しい現状を打破するためには、前例主義ではない、圧倒的なイノベーションが必要です。 働く女性に向けたナチュラルローソン、高齢者や主婦のお客様のためのローソンストア100、社会との共生を目指した省エネ店舗の展開などはこれまでのローソンのイノベーションの結果です。
ローソンは研究開発コンビニエンスストアでありたいと思っています。つまり、お客様が求める将来の理想像と現状のギャップを埋め、さらにたくさんのチャレンジをすることです。そして、お客様に新しい価値を提供してまいります。ローソンはイノベーションリーダーとしてそれぞれの専門分野においてNo1を目指していきます。 そこで、皆さんに期待していることは失敗を恐れずに前向きにチャレンジしてもらうことです。まず皆さんには、お客様と直接接することができる1年?2年間で、お客様が何を求めているのかを実感していただき、基礎を身につけてください。そして、自らを鍛え、自分への投資をしてください。10年先、20年先はどうなるのかを考え、その将来を目指すために今どうするべきか考える未来志向を持ってください。お客様の生活がどうしたら豊かになるのか、社会とどう向かい合っていくのが良いのか試行錯誤をすることで、イノベーションが生まれます。ただし、すぐにできるものではありません。「努力」という時間的投資が必要です。苦しい時間は長く、スキルを得るためには大変な時間がかかります。決して「楽」を求めず、苦しくとも自分という資産を磨き上げるため耐え抜き努力することが必要です。大変きついですが、諦めずやることで必ず自分は成長していきます。
そして、皆さんの成長は会社の成長につながります。ローソンには「私たちはみんなと暮らすマチを幸せにします」という企業理念があります。この企業理念のもと、思いを一つにして、「悩み」・「苦しみ」ながら、しかし粘り強く仕事に取り組んでください。
みなさんが「お客様とマチを幸せにできる」よう、一緒にチャレンジしていきましょう。