ニュースリリース

女子栄養大学の学生とローソンが共同開発
~厚生労働省「健康な食事」基準にも対応したお弁当~
【埼玉県】「埼玉県コバトン健康メニュー」弁当が県内ローソンで発売

2014年10月15日

埼玉県では、3大プロジェクトの一つである「健康長寿埼玉プロジェクト」の取組として塩分控えめ、野菜たっぷりのメニューを「埼玉県コバトン健康メニュー」として推奨しています。この度、株式会社ローソンと女子栄養大学は埼玉県からの依頼により、「埼玉県コバトン健康メニュー」の基準に合うチルド弁当「食彩5色ビビンパ丼」を共同開発しました。下記のとおり、10月21日(火)から県内のローソン店舗で発売されます。 このお弁当は女子栄養大学が推奨する健康的な食事法「四群点数法」(下記3参照)に基づいたメニューで、厚生労働省による、日本人の長寿を支える「健康な食事」(下記4参照)の基準にも沿っています。

1商品概要 shashinn 160
(1)商品名・価格
食彩5色ビビンパ丼
(本体価格462円・税込価格499円)
(2)販売店舗・期間
埼玉県内のローソン店舗(434店、平成26年9月末現在)
※ローソンマート、ローソンストア100、ナチュラルローソンを除く
平成26年10月21日(火)から4週間予定
(3)コンセプト
女子栄養大学の学生が考案
「美味しさ・健康・手軽さ“一挙三得”弁当~忙しく頑張るあなたのために、私たちが考えました~」
(4)ターゲット
毎日の仕事が忙しく食事を作る時間がない、又は栄養バランスの良い食事を自分で作ることが困難な方
(5)商品特徴
・五穀米入りのご飯の上に豚そぼろ・玉子と、たっぷり120gの3種の野菜(小松菜、にんじん及びもやし)を組み合わせたビビンパ丼
・コチュジャンのピリッとした辛さで、少ない食塩量(2.28g)でもご飯が進む味付け
・見た目はボリュームがあるが、1食当たりのカロリーは639kcalとヘルシー
2「埼玉県コバトン健康メニュー」の基準
(1)食塩使用量 3g未満
根拠:国の健康日本21(第2次)(平成25(2013)年度~平成34(2022)年度)における食塩摂取量の目標値は、国民平均1日当たり8g以下とされています。したがって、8g÷3食≒3g未満としました。
(2)野菜使用量 120g以上
根拠:同じく、野菜摂取量の目標値は、国民平均1日当たり350g以上とされています。したがって、350g÷3食≒120g以上としました。
※なお、基準の策定に当たっては、女子栄養大学・武見ゆかり教授の助言をいただきました。
3 女子栄養大学「四群点数法」について
食品を、第1群:乳・乳製品及び卵、第2群:魚介類、肉類及び大豆・大豆製品、第3群:野菜、芋類及び果物、第4群:穀物、砂糖及び油脂の4群に分けます。
1点=80kcalとして、第1群、第2群及び第3群から各3点、残りのエネルギー量を第4群からとる1日20点(1,600kcal)を基本とします。
個々人の必要エネルギー量に合わせて各群の点数を調整する食事法で、栄養素バランスを保ち、適正なエネルギー量を摂取できます。
「食彩5色ビビンパ丼」には4つの群すべてが含まれています。
4日本人の長寿を支える「健康な食事」について
厚生労働省では、コンビニ、スーパー等で販売する弁当や総菜などを、日本人の長寿を支える「健康な食事」として認証して表示するマークを策定し(平成26年10月6日(月))、平成27年4月から運用を始める予定です。
具体的には、「主食:精製度の低い米や麦等の穀類の料理」、「主菜:魚介類、肉類、卵類、大豆・大豆製品の料理」、「副菜:緑黄色野菜を含む2種類以上の野菜(いも類、きのこ類、海藻類も含む)の料理」の3つを組み合せた食事を継続的に食べることで、「健康な食事」の実現につながるとしています。
「食彩5色ビビンパ丼」は、これら3つの料理の要素を1食に盛り込んだ、言わば、身近で手軽に買える「健康な食事」の例となります。