「省エネルギー実験店舗の展開及びCO2冷媒冷凍冷蔵システムの導入」で地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受賞しました
2013年11月29日
株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:新浪 剛史)は「平成25年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」の「対策技術先進導入部門」を受賞いたしました。同表彰は、環境省が地球温暖化対策推進の一環として行っているもので、ローソンの受賞は平成16年度、平成21年度、平成24年度に続き4度目となります。
【活動内容】
■省エネルギー実験店舗の展開
ローソンは2008年度から全国各地に省エネルギー実験店舗を展開し、最新の省エネ機器の効果を検証しています。
2012年12月に神奈川県海老名市にオープンした「海老名上今泉二丁目店」には、東京大学生産技術研究所と共同開発した、自然光・風・地中熱などの自然エネルギーを活用する最新の設備を導入しました。更に2013年11月に秋田県由利本荘市にオープンした「由利本荘山本店」には、コンビニエンスストア業界で初めてとなる、雪を冷房に利用する寒冷地特化型の「雪貯蔵空調連携システム」を導入するなど、常に最新の省エネ設備を導入し、実験・検証を行っています。
■CO2冷媒冷凍冷蔵システムの導入
ローソンは2010年度にCO2を冷媒に使用した冷凍冷蔵システムの導入を開始しました。2012年度末までに75店舗に導入しており、今年度末で延べ100店舗以上へ導入する予定です。また、2014年度以降は新たにオープンする店舗への標準導入を予定しています。
<CO2冷媒冷凍冷蔵システムの特徴>
1、 | 熱搬送効率が良いため、要冷機器全体で約25%、店舗全体で約11%の電気使用量削減効果があります。 |
2、 | 1店舗あたりの年間CO2排出量は、代替フロンを使用した従来機器(代替フロン及び電気使用による間接排出のCO2)と比べて、約51%(30トン)の削減となります。 |
ローソンは今後も最新の省エネ機器を実験的に導入し、これまでの「太陽光発電」や「LED照明」、「ノンフロン型(CO2冷媒)冷凍冷蔵システム」などのように、得られた知見を通常店舗への導入や新規設備の開発に活かし、更なる省エネとCO2削減を推進します。また、CO2冷媒機器の導入を拡大し、ノンフロン化の取組みにおけるNo.1企業を目指してまいります。