2013年4月 2日

本日(2013年4月1日)入社式を執り行いました。下記は株式会社ローソン 代表取締役社長 CEO 新浪剛史の新入社員へ向けたメッセージを要約したものです。

 

新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。

私たちローソンは、変わっていく社会に対応し、お客様によりよいサービスや商品をご提供するため、いろいろな新しいことにチャレンジしている企業です。そのためにはダイバーシティ、多様な考え方が重要です。異なる文化や考え方を受け入れて、どのように活かすかがローソンの課題であり、新たなイノベーションにつながります。

 

今日皆さんにお伝えしたいのは自分の時間を大切にし、自分自身の価値をどう高めていくかです。ぜひプロフェッショナルとしての“商品”になってもらいたいのですが、その前にまず努力をしてほしいと思います。入社して職場に配属されると、いろんな“理不尽”を感じます。するとその“理不尽”をどう解決するのかを悩みます。実は悩むことによって、スキルや能力の開発が進みます。バイオリンを弾けるまではもの凄く練習をしないといけない。野球だって、凄いスピードのボールを打ち返すことができるまで、努力を重ねます。仕事も同じです。ぜひ「悩み」・「苦しみ」ながら、まずは3年間、基礎体力をつけるために粘り強く仕事に取り組んでください。

 

私たちローソンは小売業ではありますが、物・サービスを自ら製造してお客様にお届けするという意味では普通の小売業とは異なります。お客様の考え方や社会の変化の先取りをしてどんどんチャレンジしなければなりません。そして、どんどん失敗してください。失敗から多くを学んでほしいのです。

 

ローソンには「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします」という企業理念があります。

その一つが健康です。私たちは食を通して、健康をお届けしたいと考えています。その為には、自分たちも健康に留意しなければなりません。

“マチ”を幸せにできたとき、結果的に自分が幸せになり、そして皆さんのご家族や周りの人たちも幸せになります。

ぜひ皆さんに理念実現に向けて、どんどんチャレンジして、一緒に頑張っていきましょう。