2012年 新浪年頭メッセージ (社員向け抜粋)
2012年1月 4日
本日(1月4日)午前9 時から2012年 年始式を行いました。弊社代表取締役社長 CEO新浪剛史がローソングループ社員向けに行った年頭の挨拶を抜粋し、お送りいたします。
皆さん、あけましておめでとうございます。
新しい一年はどんな年になるでしょう。今年は世界中で新しいリーダーが誕生する年です。リーダーが変わるとやり方も変わります。各国ともに国内問題を抱えています。だからといって、自国民の方だけを向いた政策が横行すれば世界はカオスの状態になるでしょう。各国の更なる協調が問われます。
日本はどうでしょう。少子高齢化の中で、残念ながら政策の中心も高齢者になっています。社会保障費の増加等により国の借金は増え続けています。橋下大阪市長が誕生した選挙では、若い世代が政治に参加する流れができました。活力を生み出す源泉である20代~40代の人たちが“自分達の為の日本”を考え始めました。これは今後の日本の活性化にとって大きな意味があります。活力のあふれる日本になる幕開けとなることを、大いに期待したいと思います。また、私たちローソンは是非この“新しい力”を応援していきましょう。
世界中が内向きになっている時だからこそ、日本人はどんどん外に向かってそのよさを発信していかなくてはなりません。日本人は世界中で多くの人たちから好まれています。日本人の自然との調和を愛する心や、細かい気配りできる力を通して、世界に貢献していく時です。
ローソンもどんどん海外展開を拡大していきます。インドネシアでは今後、毎月10店舗のスピードで出店していきます。重慶、大連にも出店しました。今年度は北京にも出店します。その他にも出店可能なマーケットはたくさんあります。多くの外国の仲間作りを通じて私たちももっと多様な文化を吸収し、イノベーション(革新)を次から次へと起こしていきましょう。
国内では既存店の活性化が最優先事項です。全国の支店を中心に、地元密着をどんどん進めていきましょう。本年も私達の企業理念「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします」の更なる実現に向けて頑張っていきましょう!
2012年1月4日
新浪 剛史