ニュースリリース

新業態店舗「STORE(ストア)100」発表◆多様化したお客様のニーズに対応3つの店舗フォーマットで新たな成長基盤を確立

2005年5月23日

株式会社ローソンは、3タイプの店舗フォーマット(業態)体制を整え、将来に向けたローソン全体の成長基盤を確立します。

5月27日、お値打ち(バリュー)感のある商品をそろえた新業態「STORE(ストア)100」の出店を開始し、8000店に達する従来の「ローソン」、健康志向の「ナチュラルローソン」とあわせて3つのフォーマットを持つことになります。複数のフォーマットによって、地域や客層などに合わせた柔軟な店舗展開が可能になり、これまで取り込めていなかった消費層を獲得していきます。これにより、ローソングループ全体が成長する形を整えます。◇3つのフォーマット通常の「ローソン」は、生活に必要な商品や便利なサービスがひと通りそろっており、また日常生活の場にも近いといった特徴を持っています。「ナチュラルローソン」の特徴は、健康志向、高付加価値性、新しいライフスタイルへの対応です。今回の新業態「STORE100」は、お客様満足「100%」をコンセプトに、分かりやすいシンプルプライス、生鮮食品を含めたお値打ち感のある商品などが特徴となります。◇ミニスーパー+コンビニエンスストアのハイブリッド型新業態「STORE100」は、ミニスーパーとコンビニエンスストアの機能を組み合わせたハイブリッド(融合)型の業態です。商品数は約3500アイテムで通常のコンビニエンスストアより豊富な品ぞろえを持っており、100円をメインに分かりやすいシンプルプライスを採用しています。客層は、主婦、50代以上の高齢者、学生などを想定しています。これまでコンビニエンスストアをあまり利用されなかったお客様を積極的に取り込んでいきます。また、従来コンビニエンスストアには適さなかった立地にも積極的に出店していきます。◇コンビニエンスストア成熟論は本当でしょうか?これまで成長を続けてきたコンビニエンスストアは近年、店舗数や売上高の伸びが緩やかになってきており、踊り場を迎えています。しかし、中高年層や主婦層、20代・30代の女性層といった消費層を取りこぼしているのが実態です。これら消費ニーズに合わせたフォーマットを展開していけば、コンビニエンスストアは高い成長力を再び取り戻すことができます。 また、3フォーマット体制はインフラやノウハウの相互利用、仕入れの最適化などのメリットも持っています。異なるフォーマットの店どうしで機能やサービスを相互補完できる利点もあります。これらメリットを享受しつつ、ローソンは新たな成長基盤を確立します。●新業態「STORE100」の概要・営業時間 基本は7時から23時で立地によって変動・店舗面積 40?50坪(132?165平方メートル)・主な顧客層 主婦、中高年齢者、単身者・主な取扱商品 惣菜・弁当/野菜・果物/加工食品/日配食品/日用雑貨/雑誌・取扱商品数 約3500アイテム・商品価格 通常商品は、100円(税込価格105円) 弁当など一部商品は、200・300・400円(税込価格210円・315円・420円)●STORE100店舗展開計画 2005年5月27日 東京都練馬区1号店 2005年5月30日 東京都品川区2号店 2005年6月末 東京23区 10店舗体制 2006年2月末 100店舗体制 2008年2月末 700?1000店舗体制●ナチュラルローソン店舗展開計画 2005年5月23日現在 28店舗 2006年2月末 80店舗体制 2008年2月末 300?500店舗体制【各店舗フォーマットの概要】

店舗名 「ローソン」 「ナチュラルローソン」 「STORE100」
会社名 (株)ローソン (株)ナチュラルローソン (株)バリューローソン
社長 新浪 剛史(にいなみ・たけし)  
岡田 正俊(おかだ・まさとし) 下畑 幸政(しもはた・ゆきまさ)
展開エリア 全国 大都市圏 都市圏
商品数 約2800 約2400 約3500
営業時間 24時間 18?20時間を基本 16時間を基本
商品特徴 日常生活必需品新商品の充実便利なサービス 健康と美にこだわった商品高付加価値商品ライフスタイル提案型商品 生鮮食品の充実豊富な品ぞろえ
主要ターゲット客層 20代、30代の男性を中心とした幅広い層 20代から30代の働く女性 他 主婦、50代以上の高齢者、学生 他
商品価格帯 商品ごと 商品ごと シンプルプライス:100円(税込105円)が中心
ロジスティクス(物流) 3温度帯別(チルド1日3回配送) 3温度帯別(チルド1日3回配送) 3温度帯混載1日1回