2006年8月30日

　株式会社ローソンは、さまざまな種類の電子決済を一台で対応できるマルチ端末を全店舗に設置します。iD、Edy、Suicaなど主要な電子決済すべてに対応する端末です。11月下旬から設置をスタートし、12月初旬にエヌ・ティ・ティ・ドコモのケータイクレジット「iD™」から対応を始めます。2007年3月末までに全店への設置を完了し、Edy、Suicaなど各種電子決済への対応を3月のサービス開始を目標に準備を進めております。

　電子決済の利用者は、おサイフケータイ(R)の普及とともに急速に拡大しています。特に、コンビニエンスストアは小額決済のお客様が多く、電子決済利用のニーズが高いといわれてきました。ローソンのメリットとしては、電子決済の導入によってレジのオペレーションが簡素化され接客への気遣いが増し、ホスピタリティが向上します。さらに店舗内の現金が少なくなることから防犯の点にも寄与します。ローソンは複数の電子決済への対応を進めることで、お客様の一層の利便性向上を図ってまいります。　マルチ端末は、日本電気株式会社が開発した機器を採用しました。これまで電子マネー等のFeliCaのアプリケーションを店舗に導入する際には、サービス事業者ごとに異なる専用の端末をそれぞれ設置する必要がありました。このマルチ端末により、複数の端末設置の問題を解決することが可能になります。※「FeliCa」はソニー株式会社が開発した非接触型ICカード技術です。「FeliCa」はソニー株式会社の登録商標です。「おサイフケータイ」「iD」は株式会社NTTドコモの商標または登録商標です。「Edy」はビットワレット株式会社の登録商標です。「Suica」は東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。【マルチ端末の概要】製造社:日本電気株式会社大きさ:幅105×高さ83×奥行き200mm対応電子決済:iD、Edy、Suicaなど多様な規格に対応可能