2006年1月31日

　株式会社ローソンは、財団法人省エネルギーセンターが行う「平成17年度省エネルギー優秀事例全国大会」で「経済産業大臣賞」を受賞することが決まりました。コンビニ業界では初の受賞です。

省エネ機器「エコパック」、「エコモニター」の店舗導入を進め、CO2削減と省エネを推進したことが評価されました。この機器を導入したことによってCO2削減量は、2004年10月から2005年12月までで712トンにのぼります。

今回の受賞に対する表彰式が2月1日、「東京ビックサイト・国際会議場」で行われます。

【エコパック、エコモニター】

店舗に導入しつつある「エコパック」は、冷凍機、空調機、防露ヒーターといった電気機器を適正運転させることで省エネを進める装置です。一方の「エコモニター」は使用電力量や電気料金を集計し、パネルに表示します。

機器の導入後、電気料金は1店あたり年間約22万円を削減できるほか、CO2排出量に換算した場合には1店あたり年間4.9トンの削減効果を持ちます。これら機器を2005年12月末までに239店に導入しており、CO2の削減量は導入店全体で712トンになりました。今後、導入店を順次増やしていき、2006年度末（2007年2月末）までには、導入店舗を5000店規模にまで広げ、CO2削減量も1万7400トンに達することを見込んでいます。